リーダーシップがある人は、かたや独裁的といわれ、独裁者といわれる人は、リーダーシップのある人といわれるのであろう。これは結果がどうかという事と、その人を好意的にとらえるか、敵意をもってとらえるかでその表現はかわり一変してしまうのである。
ほとんどの経営者はこの部分に悩みをもつ時があるのではないだろうか?強力なリーダーシップは、会社にモーメンタムをつけて、100%以上の力を引き起こす。しかしながら、独裁的になると会社のモーメンタムはいっきに下がってしまうであろう。
では独裁的ではなくそれはリーダーシップといわれるようには、なにが必要な要素なのであろう?
リーダーシップへの10カ条
自分だけ大豪邸に住んでいて、社員は安月給に深夜残業。休日に自宅によばれて、ワインセラーを自慢されてもしらけるだけだよね。オーナー経営者にこのタイプが多い。
人間だから好き嫌いもある。人によってわけへだてのない対応。そして常に不公平を矯正する。
説明ができない事はないはずだ。なぜそうするかと言う事をいう義務がある。説明されずにされと言われてもできないよね。
朝令暮改はインターネットではあたり前。しかしファンダメンタルな考え方、思想、方針がころころかわると困惑するだけ。経営書好きな経営者はこのパターンが多い。
自信がない人は心配ですよ。黒も、これは絶対白なんだといいきれるか。ロジック力が問われる
どこに向いて走るのか、何を目標としてこれをやるのか?仕事は何十年も続く。しかし区切り、区切りにゴールをつける。ゴールがないと苦しい。
未来を語れるか?未来を予想できるか。予想できる人は、その予想はとっても面白いし、人を引きつける。そして未来が想像できる人は、それを具現化できるチャンスがある。明確にイメージできない人は絶対に具現化できない。
人間として魅力があるかどうか?人間としていい人かどうか?ようは人間力。
「ずるい」という行動はリーダーとして一番嫌われる行動。
「尊敬」できない人についていけますか? 尊敬できない人を愛せないでしょ。その要素がどれだけたくさんあるか?
偉そうに言っていても、私も常に自問自答しています。自分はできているかどうかを。
山村幸広
