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山村幸広の一日、一グラム

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「Wakiya 一笑美茶樓」 東披肉&タンタン麺 2月2日
「Wakiya 一笑美茶樓」 東披肉&タンタン麺 2月2日_a0000002_1791770.jpg トンポーローとは、中国は杭州の名物らしく、日本でいうところの豚の角煮のようなものであろう。中国は色々な地方へ行っているが、杭州の経験はなく、いわゆる本場のトンポーローを食べたことがない。よって日本だけの経験という事になるが人生で一番美味しいトンポーローにめぐり合う事ができた。それがこちらの、Wakiya 一笑美茶樓である。

 こちらの料理長の脇屋氏は説明する必要もない有名シェフ。赤坂、山王飯店から、トゥーランドット游仙境、そして皇太子様のシェフをへて、現在のお店であるからいわゆる中国料理界のサラブレッドである。

 ここで食べたこのトンポーローは記憶に刻まれた逸品である。中国が原産地である、梅山豚を使っているそうである。これは日中国交の際に、中国から贈られた豚だそうであるが、現在は日本の茨城県で100頭ほど飼育されている貴重品である。肉の味わいももちろんであるが、この皮というか、脂身というかとてもジューシーで、上品で美味しい。最近、流行のイベリコ豚よりおいしいと個人的には思う。イベリコ豚は、生ハムで最高なのですが。。。

 そして味付けも素晴らしい。どちらかといえば、ヌベールチャイニーズの代表的なお店であろうが、このような王道の料理をだしてくるのはよほど自信があるに違いない。その自信を十分に感じられた逸品である。脂身と肉の混ざり合う味わいがこれは病みつきになりそうです。

 多分、味付けは豚の角煮のみりんと酒が紹興酒にかわっただけなのであろうが、下処理や調理過程に多数の工夫と独自の方法が詰まっているのであろう。丁寧に、丁寧に、作りましたというのが見ても食べても感じる事ができる。素晴らしい。一度、これは杭州へ乗り込んで、本場の物を食べなければなるまい。次回の中国の楽しみができた。

 シメは3品から選択できる。鶏スープのお茶漬けと、鶏のスープ麺、そしてタンタン麺からである。私は鶏のスープ麺を頂く。これは飲んだ後の深夜にかよった六本木の香妃園のあの名品、鶏煮込みそばを上品に薄味にしたような感じ。これも美味しい。香妃園を思わず思い出してしまった。年をとったので、もうシメのラーメンは食べなくなったなぁ。

 隣でウチの常務が旨そうにタンタンメンを食べているので一口、とりあげた。これがなかなか旨い。「う、結構辛い。でも旨い。」「辛い。旨い。」なんというかタンタンメンのゴマの感じじゃないんですよね。どちらかといえば、本格四川のマーボー豆腐、例えば、銀座の桃花源の絶品マーボー豆腐の味のラーメンを想像して頂けるとわかりやすい。ようはそれだけ美味しいという事である。

 これで、私の三大タンタンメンは、ウエスティン東京「龍天門」の冷やしタンタンメンと、銀座「桃花源」とこちらのタンタンメンという事になった。旨いですよ、これは、かなり。これって、ランチとかでやってないのかなぁ。やってたらうれしいなぁ。

 赤坂にいくと、「えいりん」のスーラタンメンもあるし、一点張のみそラーメンもあるし、これもあったら、迷うだろうなぁ。毎日、赤坂にいきたいぐらいである。お店のとても愛想の良い女性は、「3つとも食べていってくださって結構ですよ。」と優しいお言葉。ちくしょう、もう食べられない。悔しい。。。。。。。

 という事でまた行こう。

 山村幸広


【関連リンク】
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  • by yamamura2004 | 2007-02-02 17:10
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