人気ブログランキング | 話題のタグを見る

山村幸広の一日、一グラム

新しい会社、「グラム」が一日、一グラム、成長する様子を応援してください!
恵比寿 洋食「キッチンボン」 5月20日
 洋食屋さんといえば、東京では、銀座は「資生堂」「煉瓦亭」、人形町「芳味亭」、浅草「ヨシカミ」さんなど、思い当たる店の殆んどは、いわゆる、お江戸のど真ん中。恵比寿、青山、広尾など、新興地域ではなかなか名前が思い当たらない。その中で味と歴史と伝統を守りながら、東京の洋食を提供しているのがこの、恵比寿「キッチンボン」である。もちろん東京の方は良く知っている有名店。芸能関係の方がお客さんに多いせいか、マスコミ関係のお客さんも多い。古くは、美空ひばりさんがご愛用だったそうで、美空ひばりさんから送られた時計が店内に飾られる。駅から少し離れているのと、階段の下という事でわかりにくい場所にある。

 最初にこの店を紹介して下さったのが、アートディレクターの通称「トモさん」こと、長友啓典さんである。「美味しいもの大好き。」の長友さんが、「ぶすっと愛想が悪いオヤジがつくる店だが、味はうまいんやわ。」といつもの大阪弁で教えて頂いた。

 こちらの名物は何といっても、「ボルシチ」である。本物の「ボルシチ」を知らない小生にすれば、「本物のボルシチ」とはこちらのボルシチなのである。半世紀以上愛された、歴史のあるボルシチなのである。

 ランチタイムはハンバーグが1300円、カレーライスは1000円程度と最近、高価になっている洋食屋からすれば良心的なお値段である。味もしっかりした味付けとどこかなつかしい味がとても良い。なんでも丁寧に作られている。そして素材が良い、それは例えば「あわび」「海老」といった魚介類も鮨屋で通用するようなネタである。

 そんな中でも大型海老フライは確か4000円ほどしてなかなかのお値段。しかしエビがいいし、タルタルも旨い。そして付け合せのサラダもとても丁寧で、自然な味わいがいい。こちらでは何かの料理とボルシチの組み合わせで注文したい。

 その中でいつも気になるメニューがある。それはサラダである。ボンサラダと銘うったそのサラダ。実は小生も注文した事がない。それは値段にある。ボンサラダ、2800円!!!!!。 ハンバーグやカレーライスのお値段と比べてもそれいかに? ハヤシライスでも2000円なのでそれよりも高い。果たしてこれはどんなサラダなのであろう。とっても気になる。しかし小生はその値段にびびってまだ食べていない。

 長友さんはこのサラダをしょちゅう注文されるそうなので聞いてみた。「うまいよ。このサラダ。僕は胡瓜が嫌いだから胡瓜抜きだけどね。」というだけで中身を教えてくれない。値打ちは自分で測れということである。
 しかし、ハンバーグとボルシチとサラダはとても食べきれない。サラダとボルシチはちょっとイマイチ。となると、ボルシチをやめなければいけない。ちきしょーーー。小生には決められない。どうしたもんか。
 本当は、全てを食べられるメニューがあればと思う。何といってもハヤシライスが食べたい。でもハンバーグも食べたい。ボルシチも食べたいし、痛風の敵、エビフライも食べてみたい。それにあのカニコロッケも捨てがたい。そして一度は念願のボンサラダを「貯金箱を割ってでも。」、食ってみたい。どうすればいいんだーーーーー。
キッチンボンの苦悩は続くのである。

山村幸広



PS あそうだ。ふたりでいけばいいんだ。。。。。。。。。。。。。。。。


【関連リンク】
  • ウーマンエキサイト > レストラン検索
  • エキサイト検索 > 「洋食」
  • by yamamura2004 | 2005-05-21 02:23
    << 銀座「かわむら」その2 5月23日 「納豆」 5月18日 >>


    by yamamura2004
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    31
    以前の記事
    最新のトラックバック
    検索
    タグ
    その他のジャンル
    ファン
    記事ランキング
    ブログジャンル
    画像一覧