現在の食通の第一人者である小山さんがdancyuにて連載されていた「一食入魂」が本になって発売された。そういえば、この本の表紙のデザインを3種類ほど見せられて、「どれがいいと思います?」と昨年聞かれた事を覚えている。一食入魂には小生も、食仲間「Y氏」でなんどか登場させて頂いており、昨年は実名で、「題字」までかかせて頂いてしまった。一食入魂は、いわゆる食べ物を評論するのではなく、小山さんが感動したお店を紹介するという形で続いている人気の連載である。発売記念に特別インタビューをお願いして、その「おいしい仕事」をやってきた。場所は、日本一の牛肉のプロデユーサー、河村太郎氏の銀座「かわむら」である。小山薫堂氏が2004年にいった店でベスト1であると語ったもうすでに銀座を代表するステーキハウスである。
小山さんとのお付合いはもう6年近くになる。特に仕事をご一緒する訳ではないが、なんとなくお互いに誘い合って年に3、4回、食事をご一緒させている。というかお互い、「これは旨い」と発見したお店を紹介して、「どうです? 旨いでしょ?」みたいな感じで喜んでいる。小山さんは、というか他の方は「小山先生」と呼んでおられるようであるが、いわゆる業界人的な気取りのない人である。そして時間を惜しんで人生を楽しむタイプである。小生の疑問は、彼はいつ寝ているのであろう? ということ。仕事が終わって、軽井沢の「エルミタージュタムラ」ヘ車を自分で運転して、食事をして東京へ深夜に帰ってくる、というようなことを、あれだけ仕事をこなしているに関わらずやってしまう人なのである。
小山さんとは年も近く、お互い食べる事が大好き。そしてお互い利害関係がないということで、いつもくだらない話をしながら食べて飲むのがスタイル。これが楽しい今日この頃である。
この本の中身については特別インタビューを読んで頂ければわかる。「一食入魂」と小生のブログとで一つ考え方に共通点があった。(小生のブログと比べることが失礼なのであるが。)それは、お店の批判をしない事である。
さて、新春特別に小生のブログ読者の皆様だけに、素晴らしいプレゼント企画を実施します。この「一食入魂」の本に、小山さん自身が追加のコメントを直接書き込んだ、世の中に一冊しかない特別限定版を下記の要領で1名様にプレゼント致します。「これは。本当は美味しくなかった!」なんていう本音の特別書き込みなんかがあるかもしれません。もちろんサイン入りです。
という事で小山さん、約束してしまいましたので宜しくお願い致します。そして皆様、抽選に外れたら是非、本屋で購入を宜しくお願い申し上げます。
山村幸広
応募条件、及び応募方法:
プレゼント企画の受け付けは、終了を致しました。
沢山のご応募(トラックバック)、誠にありがとうございました。
ご当選された方には、エキサイトより別途ご連絡申し上げます。
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