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山村幸広の一日、一グラム

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フレンチの王道 「銀座 ロオジェ」12月3日
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 銀座にロオジェあり。というかフレンチといって最初に連想する名店は昔から、そして今もロオジェである。ロオジェの歴史はさておいて、昔も今もロオジェは憧れの店なのである。もちろん昔からの伝統だけで生きている店もあるが、銀座では通用しない。鮨の「次郎」さんもこのロオジェも、その伝統に甘んじない店として銀座を代表しているのである。「なんだ芸がないなあ。」と何人かの食通の方の声が聞こえてきそうであるが。しかしさて、ではロオジェより旨いフレンチを紹介して頂けるかというと、中々でてこないであろう。小生にとってフレンチの名店とは「ミッシェルブラス」、「ロオジェ」、「タイユバンロブション」(閉店)、「ラ・べ」、「アランシャペル」で変わりなし。是非是非、これ以上のフレンチに死ぬまでに一店でも多く巡り合いたいもんである。それが実現できれば人生の大きな財産が一つ増えたと言う事であろう。

 ロオジェが、ジャック・ボリーという天才を迎えてからその地位を不動なものにしたことは間違いない。もうすでに来日して30年が経つというのに、フレンチの王道の味を貫く男である。聞いた話であるが、ロオジェに招かれて3日後には辞表を提出したそうだ。それは、あまりにも自分のやり方と違うからだ。資生堂本社は全面的にボリー氏の提案を呑んで彼は店に残ったそうだ。その彼のスタイルは店のインテリアや細部にわたって築かれている。この店にあってこのシェフという、まさに王道の組み合わせで、今も最も予約の入れにくい店となっている。ご招待がこの店と聞いて喜ばない訳はない。知っていればいるほど、最近のニセフレンチ料理に嫌気をさした方々や、フュージョンという名でごまかされた料理でもう勘弁と思っている方ほど、このロオジェは別格であろう。久しぶりにワクワク感あふれる夜を迎えた。

 男4人でフレンチとはなんともお洒落な(?)事であろうか。そしてなんとも贅沢な事である。久しぶりのロオジェはやはり「ロオジェ」であった。

 写真は、カエルのフライのオレンジソースであるが、「うまい」の一言である。料理の仕方が悪ければカエルは鶏の味に近くなるが、全くそうではなかった。カエルの動物的な味わいを残しながら、まるで今が季節のフグの身のようなしっかりした食感がすばらしかった。そしてほのかに香るオレンジソースが、想像した味を超えている。こちらの味付けは全体に少し濃い目であるが小生にはピッタリである。しかしこの濃い目の味付けに関わらず、辛く感じたり、脂っこく感じたりする事がない。わかりやすく言えばバター臭い料理がないのであるが、これがロオジェの特徴である。これがロオジェの旨みである。

 多分この12月は、カップルで連日満席であろう。この日も男だけで頂いているのは、小生のテーブルだけであった。(トホホホホ。)ボリーさんはニコニコしながらテーブルを廻っていらした。高級な中にもフレンドリーで堅苦しくない雰囲気は、料理長以下、ウエイター、ソムリエ、そして店内に行き渡っている。

山村幸広

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