山村幸広の一日、一グラム

新しい会社、「グラム」が一日、一グラム、成長する様子を応援してください!
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2005年度版 新入社員へ 3月29日
 卒業、入学、入社、転職。別れと共に訪れる新しい出会いと、新しい世界。桜の季節はそういう時期である。新しい出会いは人を次のステップへ連れて行ってくれる。ちょうど昨年の今ごろにも、このブログで「新入社員の心得」というものを書かせて頂いた。その時の心得を抜粋すると、
新人として、
 ・時間を守る。
 ・会社を休まない。
 ・上司にとって有能な、使える部下になる。
 ・365日、仕事の事を考える。
 ・納期を守る。遅れる場合は事前に報告する。
 ・先輩に教えを乞う。しかし2度同じ質問をしない。
 ・自分に決して満足しない。満足したとき成長は止まる。
 ・言い訳をしない。それは見苦しい。
 ・勉強する。それはどんな分野でも。
 ・モラルを守る。
 ・時間を惜しむ。時間は変化があって初めて進む。
 ・100%の要求に対して120%で応える。
 ・チャレンジに対してポジティブに。ポジティブな失敗を誰も責めない。
 ・個人よりチームを優先する。
 ・勉強しながらお金を頂いている事を自覚する。
 ・すべてのパートナーを裏切らない。
 ・仕事の実績とは薄い紙の積み重ね。すぐに結果を求めない。
 ・親に感謝する。3000円でもいい。初任給で何かを贈ろう。親は無償の愛を貴方に注いだ。

 以上の通りである。この上に、「実践編10カ条」を追加をさせて頂く。

 1、月曜日、休み明けは絶対に欠勤、病欠をしない。
 2、会社の飲み会の翌日は絶対に遅刻しない。誰よりも早く来る。
 3、「おはようございます。」を誰よりも多く、大きな声で言う。自分が、体調が悪いときは更に大きな声で言う。(「お先に失礼します。」は新人にはない。なぜなら新人が先輩より早く帰ることはない。誰より早くきて、誰より遅く帰る。)
 4、まず5年後の自分をイメージする。目標とする先輩を見つける。そして2年以内にその人に追いつく。
 5、上司を好きになる。長いサラリーマン生活の中で好きな上司にめぐり合える確立は少ない。苦手だと思う人が殆んどだろう。しかし、自分が相手の良い面を見て好きになれば、相手も変わってくる。自分が少しでも嫌いな素振りを見せれば、それは相手に伝わり、決して良い印象を抱かれない。そして相手は自分に対して冷たくなり、自分も相手をもっと嫌いになる。会社は同好会ではない。気の合う仲間で集まってビジネスをしているわけではない。嫌いな人間と仕事をする。嫌いな上司とうまくつきあう能力というのもサラリーマンにとって重要なスキルの一つである。
 6、人に尽くす。尽くした分だけ自分に返ってくる。仕事は人と人とがするもの。人に尽くしていると必ず、自分が困った時、助けてくれる。自分一人で生きていけるほど社会は甘くない。
 7、不条理を受け入れる。不条理を乗り越えろ。例えば、トイレを掃除しろと言われたとする。「なんでトイレ掃除を自分がやらなきゃいけないんだ」と思う。しかしそこで、嫌々やっても仕方がない。「よし、ピカピカの新品ようにしてやろう。」「今まで見たことないほどきれいなトイレにしてやろう。」と考える。するとトイレ掃除が楽しくなる。どのみち、やらなくてはいけないのだ。嫌々やるより、楽しみながらやる方がいいではないか。ピカピカのトイレに驚く上司の顔を想像して結果を楽しもう。
 8、社内では誰よりも早く電話にでる。隣で電話がなっていようがどこでなっていようが、3回以上コールがなったら君の責任である。電話の対応は君を育てる。
 9、ホームランはいらない。ヒットもいらない。誰もそんな事を君に期待していない。求められているのは前向きな心である。
 10、綺麗な言葉を使おう。言葉は言霊(ことだま)である。水に、「バカ」「お前」「死ね」などの汚い言葉を言うと結晶が汚く変化する。「綺麗だね」「ありがとう」というと結晶は美しく変化する。言霊は自分に返ってくる。綺麗な言葉は自分に綺麗に返ってくるが、汚い言葉は自分をだめにする。

 上記を3年間続けていければ素晴らしい社員になります。良い仕事、良いチャンスが廻ってきます。チャンスは人が与えてくれます。それをうまく生かせば、必ず成長します。仕事人としても、また、人間としても。頭が良いとか何かのスキルに長けてるとか、そういったものは36角形の1つでしかない。あとの35角形が欠けていれば何の役にもたたないのである。サラリーマン生活とはトライアスロンのようなもの。遠いゴールへ向かって、泳いで、走って、自転車をこいでいく。ゴールは自分で決める。完走することに意義がある。精神的にも肉体的にもタフなものだけが生き残れる、厳しい世界である。頑張って欲しい。本当に。

 君の社会人としての立派な姿を見るために・・・その為に、君のご両親は無償の愛でもって全てを君に注いできたのだ。
 ひたむきに走る君の姿は何よりも美しい。

山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2005-03-29 16:54
    愛知万博 3月25日
     万博という言葉の響きにはやはり深いものがある。小生が体験した大阪万博はもちろん鮮明に覚えている。当時はディズニーランドもユニバーサルスタジオも、ビデオすらない時代。万博という言葉だけで子供心にワクワクしたものである。一番の思い出は迷子になって泣いていた事であるが、それも今となっては一つのページである。

     今の20歳ぐらいの方々はステレオもビデオもDVDも当たり前のようにあるが、小生の時代はそれぞれが新しく新鮮であった。ステレオが家にきたのは中学生の頃。「ラジオスターの悲劇」という、バグルズというグループのシングル盤レコードを擦り切れるほど聴いていた。確か、一枚700円であったと記憶している。ビデオを友達の家で初めて見たのは16歳の時であった。当時は200,000円以上したと思う。誰でも買える物ではなかった。当時大好きだった、TOTOのライブをビデオで撮って、その友達の家に入り浸っていた。ウォークマンもその頃であった。当時、デファクトスタンダードな媒体であったテープレコーダーに何でも録音して聞いていた。短波放送ラジオもオールナイトニッポンも、もちろん、忘れられない青春の1ページである。そうゆう意味では、全てに新しさがあり、感動があった。

     大阪万博の目玉は、アポロが持ち帰ったアメリカ館の「月の石」であった。今から考えるとそれを見るために2時間並んだという事がばかばかしかったのかもしれないが、宇宙という一つの夢が詰まった石であった。岡本太郎さんの、太陽の塔の素晴らしさをその当時は分かるはずもなく、「面白い顔してるなあ。」と眺めていた。とりあえず人の多さに圧倒しながらもなにか活気というか、鼓動というかそうゆうものを感じながら、世界中へ行って見たい、色々なものを見てみたいと思っていた。
     
     海外旅行が当たり前となった今、さて万博の魅力とは一体、なんなのであろうか。子供が未来の夢を持てるような会場なのであろうか? 私も多分、皆様も思っておられるかも知れない。しかしそこは21世紀。実は近未来を考える色々なイベントや展示があふれているようである。ワクワク感を色々な角度で伝えていくために、エキサイトでも特集ページを立ち上げました。公式FMブログ、万博ブログというブログという最新のメディア形式を利用して、出来る限りお伝えしていきたいと思っております。

     PS 痛風の件では皆様に又関係者の方々に色々、ご心配をかけまして申し訳ございませんでした。韓国出張から帰ってきましたが、もう発作は回復しております。韓国でも小生の痛風が伝わっておりまして、ブログの威力を感じております。とりあえず、「あんきも」「白子」「魚、動物の内臓系、卵系」「ひもの」等を可能な限り控えて、ビールは当分、コップに2杯もしくは小ジョッキー程度にして数値の安定化に努めていきます。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2005-03-25 23:16
    「痛風」 3月18日
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     振り返れば、最初の発作は10年前であった。10年以上ずっと、いわゆる尿酸値が高い状態であったが、意識をしつつも普通に過ごしていた。ある朝、足の親指の激痛で目が覚めた。その痛みは言葉で綴ることができない。堪忍してーーーー、という痛さである。

     まあビールは気をつけるし、肉もほとんど食べない。でも鮨が好きなせいか、どうしても魚介類が多い。最近は河豚の季節であるが故、どうしても白子を食べてしまう。ストレスが引き金になるらしいが、いわゆる痛風による発作がおきてしまった。2、3日、風邪で食べていなかったので、その反動で食べ過ぎたからだ。

     昨日、なにか足が痛い、今回はどうもかかとが痛む。「まさか」と思いつつ起きて立とうとした。激痛で立てない。足を見ると倍くらいに腫れ上がっている。間違いない、痛風である。よつんばいで動きながらなんとかトイレに行く。そして着替える。病院に1人で行くのは無理だ。家が近い社員に迎えに来てもらう。そしておんぶをしてもらって(おんぶをしてもらったのは何年ぶりだろうか?)会社がある恵比寿ガーデンプレイスの医院へ向かう。痛みが尚、ひどくなる。受付を済ませて待つ。名前が放送で呼ばれる。診察室まで、激痛をおして片足ではねながら向かう。他の人の視線が痛い。それより足が痛いが。
    「どうしました?」
    「痛風でやんす。」
    「なぜそう思いますか?」
    「経験からである。」
    「念のため、レントゲンを撮ってみましょう。」
    「その必要はありません。骨に異常があるような事は昨晩ありません。」
    「そうですか。」
    「とりあえずすぐ効く、痛み止めと消炎剤をおくれやす。」
    「わかりました。値をしらべますから血液検査をします。」
    「御意に。」

     そして中毒患者のように痛み止めを飲む。1時間ほどで痛みが和らいでくる。そして昼過ぎには痛みはおさまり、夜には立てるようになる。本日はなんとか足を引きずりながら自力で出社した。情けない。トホホホホ。今日は外出がなくてよかった。

     もう一度、食べてよいものと食べてはいけないものを整理した。すると色々、勘違いもたくさんあった。例えば、肉類では豚のヒレが一番よくないとか、鰹がだめとか、知識を新しくした。鮨ネタはほとんどよくありません。特に、うに、いくら、貝類。ちきしょーー、好きなもんばっかりだよ。

     風邪といい久しぶりの痛風といい、やっぱり、なんかたまってるのかなあ。この休みはゆっくりしよう。気分を切り替えなければならない。よく寝なければ。24(トゥエンティフォー)も今日で最終回までたどり着く事ができるであろう。

     食べていいのは、米、パスタ、うどん、野菜、海草類、卵、牛乳、チーズ、果物だそうだ。なんじゃそりゃ? ようは野菜と果物と炭水化物ってことか。つらいなあーーー。

     ちなみに一番よくないのは、あんきも、白子だそうである。あんきもは食べないし、白子もそろそろ終わりである。復活するぞ。美味しいものが食べられないのであれば、生きる愉しみが半分である。尿酸値の高い皆様。他人事じゃありまへん。貴方にも可能性がありますよ。食べすぎ、飲みすぎに注意しましょう。じゃないや、「注意いたします。ハイ。」

    山村幸広

    P.S. 写真は昨日、お世話になった松葉杖である。お世話になりもうした。

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  • by yamamura2004 | 2005-03-18 17:56
    箱根は「神の山」 神山 3月15日
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     週末は大好きな箱根へ。夏の箱根は包まれるような安心感があり、冬の箱根は荘厳な力強い空気を感じられる。以前のブログにも書かせて頂いたが、箱根は東京の人にとって宝物である。温泉もそうなのだが、ハワイのように独特のヒーリングスポットであると思われる。箱根の山々の気高い風景と澄んだ空気は確実に人々を癒してくれる。夏は避暑地として、冬は温泉を目当てに週末はいつも大賑わいである。

     渋滞がなければ都内港区から箱根湯元まで車で、厚木経由にて1時間10分ほどで到着できる。そこから奥(仙石原、強羅)まで30分ほどである。小生のお気に入りは大涌谷、仙石原、強羅のあたりである。この場合は大体、東名高速で御殿場まで突っ走って向かう。

     箱根には無数の温泉旅館がある。大きな宿は湯元に集中している。ホテルは大体、小田急系か西武系。そしていわゆる温泉旅館がある。代表格はやはり神奈川御三家の一角である「強羅花壇」。ここは特に女性の人気を集める。ちなみに小生が言う御三家の残り2つは、「海柘榴」「蓬莱」である。箱根で強羅花壇に次ぐとすれば、「桜庵」「沙羅亭」「武蔵野本館」あたりであろうか。しかしこれは旅館の条件(以前にも書かせて頂いた。)の個人のそれぞれの基準によって変わってくるので、あくまでも小生の主観である。

     しかし箱根には、ほとんどメディアに露出しない隠れ家的な宿もたくさんある。今回、お世話になった「いちい亭」さんも多分、その一つであろう。大箱根カントリーのクラブハウスから歩いて1分の立地。ここに泊まって大箱根でゴルフとあれば、ゆったりとした朝を迎えられる。5つの客室と古代檜の2つの温泉。料理もなかなか箱根ではめずらしく季節感があり、器のセンスのよい会席料理。特に八寸のバランスとセンスがよい。また、お椀の味が旨い。=ダシが旨いわけであるから全体の料理が安定している。そして宿の調度品の全てにセンスを感じることができる。であって、目が飛び出るほどは高くない。最近の箱根あたりは料金が常に上がっている感があるが、料金にも落ち着きがある。朝食はアルフレックスの棚に、かわいいカップが並ぶリビングのテーブルで頂く。湯葉豆腐が体にするりと入っていく。食後のコーヒーもカップのセンスがよい。

     ゆっくりと寝て、美味しい朝食。完璧なコンディション? と思いきや、どうも体が重い。そんなに飲みすぎた覚えはないが……九州から送ってもらった、宮崎の「甕雫」を飲みすぎたか? 重い体を引きずって、車で2、3分の「箱根カントリークラブ」へ。ゆったりとしたフェアウエイ。バックからは7000ヤードたっぷりの中々のコースを楽しめる。夏の土日は予約が取れない人気コースである。天気は晴れであったが、耐えがたい強風。すさまじい。パットの際にボールが動いてしまうほどの強風である。しかも寒いーーーーー。どうも今年に入ってのゴルフは、ラスベガス、沖縄、箱根と、風と雨に祟られている。チキショーー。案の定、第一打はチョロから始まる。トホホ。パットがまともに打てない。ショットの際に目をあけていられないほどの風。これほどの風の中でのゴルフは初体験であった。スコアは久しぶりに100を超えていた。パーは4つとっただけ。これではスコアはまとまりまへんなあ。まあこんな日もあるさ。このコースは木にセパレートされていないコース故、どうしても風の影響を受けやすいのだろう。前回も風に悩んだ記憶がある。なんやかんや言いながらもスルーで18ホールを完走。いやーー、本当に疲れました。風でのゴルフは倍、疲れが出るでやんす。

     写真はコースから撮りました箱根の山々。先がとがった山は「神山」という。正に神の山である。その横のくぼみが大涌谷。写真からしてその神秘性が感じられませんか? 写真じゃわからないですよね。是非、お出かけ下さい。箱根は行くと楽しい、癒しの場所です。

     風呂を上がるとどうも体がつらい。これはどうも疲れだけじゃない。うう、お腹が痛い。下痢だ。吐き気が止まらない。熱を測ってみた。38.5度だ!!!! また風邪引いてしもうたーーーーーーーーー!!!!!!!! 普段は風邪など引かんのに、今年は2回も引いてしもうた。気合が入っていない証拠である。(歳かなあーーー。前回のブログでディスカウントショップのことを「デスカウントショップ」って書いて、読者から、「オヤジ!」と指摘されたしなあ。)よって土曜日、日曜日は何も食べずにひたすら寝る。お陰さまで本日、ほぼ回復を果たし、固形食を口に致しました。(まだまだ、回復力があるぞ。若いぞ。)
    みなさまも、無理と深酒と睡眠不足(24【トウエンティフォー】のせいだ。)には是非注意してください。

     と、どたばたあっても、箱根は宝である。

    山村幸広

    P.S.あまりにおいしかったので、以前ご紹介した「野田岩」名物の「志ら焼」の写真を掲載させて頂く。半分は塩で頂き、半分はわさび醤油で頂く。旨い!!!!!!

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  • by yamamura2004 | 2005-03-16 01:10
    マンハッタン ニューヨークシティ 3月11日
     ニューヨークは何といっても思い出が一杯詰まっている。初めて米国の地に降り立ったのもNYであった。もう15年前の事である。安い飛行機で、西海岸経由で乗り継ぎ、夜中に到着した事を今も鮮明に覚えている。ニューアーク空港からダウンタウンへ行くバスの中から見える景色に、疲れきった体の事を忘れるほどの興奮を覚えた。ジグソーパズルや写真でしか見た事のない風景が目の前に広がる。その当時はまだツインタワーがマンハッタンの守り神のように玄関に聳え立っていた。

     当時はまだ危険な街であった。地下鉄なんて乗ってはいけないと観光客は教えられていた。しかし興奮はさめきらず、真夜中のダウンタウンを友と歩いた。初めて入るデリカッセンは味はともかくとして新鮮であった。BARでニューヨーカーに混じってウイスキーを飲んだ。朝まで眠れなかった。

     次の日もずっと歩いていた。マンハッタンは歩いて楽しい街である。地震が無いため、古い建物と新しいビルが交互に立ち並ぶ。美しい教会をときおり見かける。そして屋台のベーグル。全てが愉しい。全てが絵になる。

     ニューヨークのもう一つの楽しみは、ブロードウエイと美術館。これだけで1週間は楽しめる。思い出のホテルはセントラルパーク沿いのメイフェアーホテル。素晴らしい場所なのだが古いため、良い値段で泊まれる。東京、ロンドン、マンハッタン、香港はホテルが高い。安くて良いホテルを見つけるのが大変な街なのである。その後も観光で何度かマンハッタンを訪ねた。

     その後、マンハッタンと更に深い縁ができた。自ら交渉して権利を獲得した、ダブルクリック社である。ダブルクリック社はインターネット広告ビジネスの先進的な技術とメディアマインドを兼ね備えた素晴らしい会社であった。97年の春、小生はマンハッタンに詰めていた。ダブルクリック社の日本でのビジネスの権利を獲得するためであった。権利を獲得するまで日本に帰らないと決めていた。毎日、毎日、ダブルクリック社へ通った。セントラル(中央駅)のハイアットに泊まり、マディソンスクエアパークへ向かって歩く。ビジネスマンに囲まれて歩いていると、なぜか自分がNYで働くビジネスマンのような気分でいた。自分に酔っていた。でも、「俺はこのNYで働いているんだ」という自覚が自分を強くした。ニューヨーカーを真似してベーグルを屋台で買って食べた。毎日、9:00にダブルクリック本社の受付でCEOのケヴィン・オコーナーが出勤してくるのを待っていた。1週間で小生の顔はダブルクリック社の全社員に覚えられた。「いつものヘンな日本人がまたきてるよ。」から、「Yuki,Good Morning!」と声をかけられるようになっていた。受付の女性も3日目からは電話をつないでくれた。

     週末の土日は寂しかった。元来、一人が苦手な性格である。一人でする事がなかったが、ひたすら街を歩いた。マンハッタン中を歩いた。ある日曜日の夕方、あまりしゃべってくれなかったケヴィン・オコーナーがホテルへ電話をくれた。食事に誘ってくれたのだ。涙が出るほど嬉しかった。次の月曜に当たり前のように(もちろん誘われてないが)、9:00にダブルクリック社の受付で座ってベーグルを食べていた。CFOのケヴィン・ライアンが初めて、「Yuki!」と声をかけてきた。「契約の話をしよう。」と彼は言った。勝負に勝った。色々な大手企業のオファーを断り、ダブルクリック社は契約をくれた。その年の秋、ダブルクリックジャパンを設立し、小生は初代社長に就任した。その後、ダブルクリック社はNYで、ダブルクリックジャパンは日本で株式公開を果たした。今も当時のCEOで創業者のケヴィン・オコーナーとは交友が続いている。今はサンタバーバラの豪邸でセミリタイア生活をエンジョイしている。いつも「Hey,Yuki.遊びに来い。」と誘われているが、実現できていない。再会が今から楽しみである。

     その後も何度もNYへ行った。何度行っても楽しい。そしていつもの様に、街を歩く。今はある特定の地域を除いてかなり安全な街になった。地下鉄も満員である。SOHO地域は更に進化している。そしてブロードウエイは世界中の人々を今も魅了している。

     よくNY出張の帰りに、カリブへ行った。カリブは島ごとに所有国が違うために、違う風景を味わえる。そして人生の最愛の場所、バハマの「オーシャンクラブ」にめぐり合えた。これは頑張った褒美に神がこの場所を教えてくれたのであろう。あの美しい海にできるだけ近い日に再訪したい。

     遊びも仕事もNYは心を躍らせてくれる。そしてやる気を、パワーをくれる。マンハッタンはそういう街である。そろそろいい季節である。皆さんも、気をつけて(いくら安全になったとはいえ、米国ですから)街を歩いてみてください。

     これを書いているとNYのバスのエンジン音とイエローキャブのクラクション。そしてパトカーのサイレンが聞こえてくる。

    P.S. BGMはもちろんビリー・ジョエルの“NY states of mind”である。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2005-03-11 19:40
    頑張れ「サラリーマン!!」 3月8日
     小生もサラリーマンである。いわゆるサラリーマン社長(雇われ社長)である。従来でいうサラリーマンとの大きな差と言えば、業績に応じて給与が大きく変る点である。そして役員であるから、一年おきに解雇する事ができる。また、解雇されても失業保険はない。社長は明日にでも株主が臨時株主総会でやめさせる事ができる。株主に雇われた雇われ社長である。

     小生は雇われ社長に誇りを持っている。日本一の雇われ社長、雇われ社長のプロを目指している。よっていまだかつて、自分で会社を起こそうと思った事はない。こんな言い方は乱暴だと思われるかも知れないが、会社は、少しのお金と印鑑で作ることができる。まあいえば能力がなくても会社を作って社長になる事はできる。しかし雇われ社長は違う。能力とスキル、バックグラウンド、パッション、リーダーシップ、ビジョンがなければ雇ってもらえない。雇われる能力がなければ、なれないのである。

     伊藤忠商事の社長になるには印鑑とお金ではなれない。日々、それも何十年もかけて信用を積み上げて、毎日同じワークを繰り返し立身して、そして大きな運にめぐり合わなければなる事ができない。芸能人で1,2年スポットライトを浴びる事も人生だと思うが、サラリーマンとして何十年もかけて信用を積み上げて立身するという事は、実は大変なスキルと努力と忍耐力が必要なのである。

     なぜ、いきなりこんな事を書いているかと言うと、あまりにも世の中の風潮がサラリーマンをバカにしているような気がするからである。社長でちょっとばかり成功した(一瞬)人が雑誌やメディアで取り上げられていて、そしてなにか成功した人間のように紹介されているのがちょっと違うのではないかと思うからである。

     よく新橋で飲んでいるサラリーマンがTVで赤い顔をして取材を受けて、くだらない事を言っている時があるが小生はバカにして見た事はない。いつも上司に、客に、文句を言われて頑張っているんだ。もちろん不条理と闘っているんだ。ちょっと安い酒を飲んで愚痴って、くだらない事の一つでも言ってなにが悪いんだ、と。最近は、オヤジの1カ月のおこずかいが3〜5万円程度らしい。他のお金は全て家族の為に使っている。娘はそれを当たり前のように、OLとしての給料を自分で全て使っている。オヤジは吉野家で290円の豚丼を食べて、新橋の焼き鳥屋で飲む。娘や息子は洒落たイタリアンレストランで1000円のランチ。夜は合コン。それでもオヤジは娘の帰りを心配して深夜でも起きて待っている。それは小さいときから愛情の全てを注ぎ込み育てたからだ。無償の愛を与え続けたからである。病気の時は寝ずに抱きしめて看病してきたし、金がなくても病院へ連れて行ったのである。オヤジはデスカウントショップでスーツを買う。娘や息子はブランド品を身にまとう。それでもオヤジは家族の為に頑張る。明日も会社で闘う。嫌な上司や生意気な部下、不条理な顧客の中で、それでも責任感で頑張る。サラリーマンは頑張っている。

     なんか愚痴っぽく書いてしまってすいません。全ての方がこういう方でなない事も知っています。でもオヤジも頑張っているのでちょっと誇張して、一部の事実を取り上げて書かせて頂いた。

     話がかなり脱線したが、伝えたかったのは、サラリーマンはかっこいいという事である。仕事場はサークル活動のように好きな連中が集まって遊んでいるのではない。嫌いな奴も一杯いる。その中で積み重ねていく場所なのである。サラリーマンも常に大きな責任を持っている。サラリーマンも失敗はできないのである。常勝でなければいけないのである。仕事も、預かる金額も、増えていく。責任を持って会社の為に闘う、家族の為に闘うサラリーマンはとてもかっこいいんだ。

     起業が全てではない。しかもおかれた環境から抜け出せずに、成果も結果も出せずに起業して、それがかっこいいのであろうか? 小生は正直に、小生より、伊藤忠の丹羽会長の方がかっこいいと思う。小生にはできない。男である。

     考え方が古臭いとか、オヤジ臭いなんてこれっぽっちも思った事はない。人間がいきていく為の真理は普遍なのである。かっこいい男の条件をもう一度考えておきたい。本当に評価されるべき人々が評価される世の中であって欲しいと切に願う。

     どうも女性読者が大半の小生のブログにそぐわない内容であったかも知れないが、是非皆様の彼氏や旦那様を励まして欲しいんです。宜しくお願いします。

     胸を張ろう。日本のサラリーマン。貴方の苦労はきっと報われる。
     神はきっと貴方を見ている。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2005-03-08 23:02
    西麻布 すし匠「まさ」 根性の男 岡正勝 3月3日
     いい鮨屋を探すのは難しい。鮨が旨い鮨屋には色々なファクターが一致しなければならない。それは好みもある。鮨屋の雰囲気、店のサイズ、鮨ネタ、技、鮨メシの酢加減、煮ツメの甘さ加減、大将の人柄、心意気、酒、客層。これらが全て揃う店は五万とある鮨屋の中でも数軒しかない。もしこれらが全て自分のお気に入り鮨屋を3軒もっていたらそれは幸せであろう。

     久しぶりに、本当に久しぶりに東京でそんな鮨屋を見つけた。店主の名前を岡正勝という。年の頃は34、5であろうか。見るからに根性がすわった、やんちゃそうな表情をしている。目が生きている。神泉「小笹鮨」、佐々木茂樹の若い時を彷彿させる。肉の「かわむら」の河村太郎もそうであるがいい料理人はいい魚のように目がいきている。しかし接客マナーも完璧である。決して偉ぶらない。大きな事を言わない。返事がいい。最初に、「宜しくお願いします。」という挨拶から仕事が始まる。

     仕事はいたって丁寧で繊細である。また、いわゆる江戸前の仕事を継承しながらも、新しい鮨にチャレンジしている。例えば、あなごをレアーで堂々とだす。今までに無いあなごを楽しめる。ブリのずけは、ずけ=まぐろの常識を変える。ずけは香ばしく炙ってあり、味わいがとてもよい。鮨メシの酢加減が小生の好みと一致している。いわゆる薄目の酢加減である。よって〆たネタの酢加減も薄めである。鮨は今風の小さめである。しかしなかなかしっかり握れている。形がとても良い。鮨は形が大事である。良い鮨は見た目に美しい。後は良い白身を仕入れる事であろう。まあ東京の客は白身が無くても良いのであるが、京都の私からすれば一品はいい白身が食べないと始まらない。これで、夏はいい「ほしがれい」、冬は関西の「鯛」を一本持っていれば最高である。

     焼酎も中々旨いものをそろえてある。「特蒸泰明は兼八」に似た味わいと香り。少しさっぱりしている分、鮨に合う。魚に合うようである。

     岡正勝は去年独立し、この店を作った。四谷の名店「すし匠」で修行されてその後、色々なお店をまわったそうである。彼いわく、「色々廻った経験がよかった。自分が良いと思っていたことが間違っている事や、他のやり方がある事を知った。」この言葉は仕事には一番大切である。常に満足せずにどれだけ自分が築いたものであっても他によいものがあればそれを受け入れる度量。これが大切である。

     このお店はなんと営業時間が18:00から夜中の3:00までやっている。最初の一年間は、休みなしで営業したそうだ。一年を迎えて初めて、月曜日を休みにしたそうである。そんなことを口で言っても中々できるもんではない。彼は、3:00から仕込みをする。そして寝ずに、朝6:00に築地に入る。帰って寝るのは多分、朝の10:00頃。5時間ほどの睡眠で365日やったという事だ。感動した。これほどの仕事人であっても自分が親方で新しい店を立ち上げるというのは大変だという事だ。新しいビジネスを立ち上げるという事はよほどの覚悟がないとできないのである。腕とソロバン。そして何より大切な「パッション(情熱)」がすべてを作るのである。どんなビジネスにもそれがなければならないのである。

     日曜日もやっていて3:00までやっている鮨屋をしっているなんてなんと心強い事であろうか。場所も守備範囲である。しかし3:00までというのはある程度で卒業して頂きたい。そりゃ体がもちまへんで、あんちゃん。まあ10:00までに入店、ぐらいがいいのではないでしょうか。若いうちはいいがあっというまに年を取るから。それに長く続けてほしいからねえ。

     多分、このお店は1,2年以内に東京でももっとも予約が取るのがむずかしい一軒になるだろう。そうなると又、いけなくなるんだよなあ。シゲちゃんの店や「かわむら」のように。でも応援したくなる店は勝手に応援してしまう。(本当に勝手でごめんなさい。)

     この男の、10年後の鮨が今から楽しみである。

    山村幸広

    PS 3月7日~11日 J-WAVE 21:50-22:00 小山薫堂さんの番組に出演いたします。
       お暇ならどうぞ。

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  • by yamamura2004 | 2005-03-03 18:39


    by yamamura2004
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