山村幸広の一日、一グラム

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「六本木 藍」 頑張れ! 東京割烹 7月30日
 この店にお邪魔するようになって何年になるであろうか? 小生の記憶では8年目になるはずだ。旧防衛庁のタン料理の名店「たん屋又兵衛」の並びに、名前の通り藍色の看板で「藍」と書かれた小さなお店である。8年間のうちの最近3年間、特に味が急上昇したお店である。それを表すかの通り、ここ最近はいつ行ってもほぼ満員状態である。やはりお客さんは正直なものである。なんでも亭主の小口英子さんが長年その腕にほれ込んで引き入れた料理人の腕にも関連しているようである。

 割烹料理。「藍」さんが割烹料理を目指しているかどうかは知らないが、小生が勝手に「藍」は割烹料理と位置付けている。前にもこのブログで述べたが、東京には割烹の名店はない。それは割烹が育ちにくい環境であるからだ。京都、大阪にいくと割烹の名店がたくさんある。それはやはりお客さんが割烹の食べ方、金の使い方を知っているからだ。お店にしたらコース料理で予約制にすれば、色々楽な面がある。簡単に言えば、コース料理にすれば余計な仕入れが必要ない。仕入れのロスは少ないし料理する側も効率が上がる。1週間に何度も来店するお客さんがいればかなり頭をひねる必要があるが、その欠点を除けば絶対にコース料理は店にとって良い。しかし割烹は違う。メニューに掲げた種類の料理の全てを仕入れなければならない。まあ居酒屋の様に冷凍食品でやればロスはないだろうが、それでは客はこないし金は取れない。仕入れた分は客がきても注文されなければ腐っていって、店のロスになる。魚は高い。割烹はいかに仕入れのロスをなくして料理のバラエティを豊富にするか。これが経営上非常に重要なのである。主人と料理人が知恵を絞る。これが割烹には求められる。

 又、割烹を育てるのは客である。いい客がいなければ割烹は育たない。そういう意味で、京都や大阪には割烹馴れした上客が多い。これは食べ物に対する執着心が東京より関西人の方が旺盛である事、簡単に言えばケチなんだが、食べ物にはお金を惜しまない食べ方によるとも言えるのではないか。例えば3人で割烹にいく。サシミ、焼き物、煮物などを一品一品注文して3人で分けて、焼酎のボトルなんかを2、3時間かけて飲む。こんな客だと割烹は潰れる。成り立たない。京都の割烹の常連さんにこんな注文の仕方をする人はいない。そんな注文をしていれば、「そろそろ雨になるんとちゃいますか?」と言われて、「早く帰れ」と促されるであろう。割烹では3人でいけばサシミは3品食べる。そして色々なものを注文して自分なりにコースに仕立て上げて注文する。「今日はなにが美味しいんだ?」と聞きながら自分の好きなものを注文できるのが割烹の楽しみなのである。それには客も注文する力が必要なのである。しかし考えてみればフレンチへいけば自然に、前菜とメインを選ぶであろう。和食でも自然に選べるはずなのである。よくわからないからコースでというのであれば割烹にいかなきゃいい。コース料理の和食の名店はたくさん東京にある。

 先日、「藍」さんで注文した料理は、「ハモ落とし」「鯛のさしみ」「おこぜの薄造り」「あわび煮」「太刀魚塩焼き」「あなごの白焼き」「蛸と小芋の煮物」「あわびのかりかり揚げ」「はも寿司」(お店のサービス)、シメは「稲庭うどん」である。これは小生が亭主の小口さんと相談しながら約1分で決めた注文である。追加で注文したのはシメのうどんだけである。まあ汁もんは注文しなかったが、ほぼOKではと思う。そしてこの日は焼酎に次ぐ、焼酎。「はなたれ」「中々」「悟空」と続いた。先日の料理でかなり上物の品は、「鯛のさしみ」「太刀魚塩焼き」。この鯛と太刀魚を仕入れる事ができれば、この店はもう安泰であろう。藍さんはどちらかと言えば最近のごちゃごちゃと手をいれた料理よりも、素材とダシで勝負の自然な料理が多いのも大変、気にいっている。是非、続けて頂きたい。そして土鍋で炊く「炊き込みごはん」も中々のもんである。後は是非、焼酎に「銀の水」と「兼八」を加えて頂きたい。日本酒は「ひがん」(新潟)があるので十分である。

 この8年間、割烹を続けて、かなり御苦労があったと思う。しかし徐々に仕入れが安定、しっかりして、味も落ち着きがある。それよりも東京には割烹の名店がない。コースで食べさせる名店は多数あるが、割烹の名店はない。もっともっと上を目指して頂いて是非、東京割烹の名店第一号に藍さんが、と思っている。それにはもっと客が頑張らなければならない。客がたくさん注文して腹一杯に美味しいものを食べるのだ。

 頑張らなきゃいけないのはお店でなく、我々、客かもしれない。

山村幸広

P.S. HPを発見したので一応、ご紹介しておく。
旬菜魚 藍

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  • by yamamura2004 | 2004-07-30 18:08
    「やきやき 三輪」 お好み焼き 7月26日
     東京へ出てきた当時(1986年頃)、京都出身の小生としては、お好み焼きが食べたくなる。当時、はっきりいって美味しいお好み焼きは東京では小生の知っている限り、食べられなかった。何処にいっても粉っぽく、味がない。よって「自分で作るのが一番。」と思っていた。

     よく東京で見かける不思議な看板がある。「京風 お好み焼き」「京風 たこ焼き」という看板。「それって何?」が本音である。お好み焼きもたこ焼きも、もちろん京都にも名店がたくさんあるし浸透している。しかし京都独自の物などなく、それはやっぱり大阪が本場であると思うし、京都の人はそれに異論を唱えないでっしゃろ。(唱えないであろう。)やはり東京の人は京都には特別な思いがあるという事で、浪花風とするより京風とする方が流行るという事なのであろう。マーケティングの中でのネーミングである。小生が思う大阪と京都のお好み焼き屋の差は、大阪は「店の人が焼いてくれる店が多い」そして京都は「客が自分で焼く店が多い」という事であろうと思う。

     東京には「もんじゃ焼き」というこれがまたとても美味しい、粉もんの食べ物がある。東京に出てきた時、ものは試しと初めて浅草の「もんじゃ焼き屋」に入った事を今でも覚えている。そして、「すいませんが初めてなので焼いてもらえませんか?」と御願いしたら店員が焼きだした。そして広げてぐつぐつと生焼けの状態で、「はいどうぞ。できました。」と言った。
    「なんやこれ、生焼けやないか?」
    「もうこれで大丈夫です。」
    「俺が関西弁やから、知らんと思って、バカにしとるんとちゃうか?」
    「これでいいんだって。一回、食べてみなよ。」
    ふん。こんな生焼けが食えるかと思いつつ一口食べてみた。「ううーーん。」そして食べ続けた。「旨い。」こげてきたら又、これ旨し。
    「店員さん。すいませんでした。本当においしゅうございました。。。」
    今では、月島のもんじゃ焼き屋は大好きである。もちろん小生は自分で焼けるし、多分、結構、うまい方であろう。ちなみに小生の焼き方は「もんじゃの師匠」の影響上、月島流ではなく「西あらい流」である。一押しのトッピングは「カレー、ベビースターラーメン、コーン」である。関西の、もんじゃ焼きを食べた事のない人からすれば「なんじゃそれ?」って感じであろうが、ベビースターラーメンはもんじゃ焼きになくてはならない存在である。

     小生のお好み焼きの原点は、生まれ故郷の京都は伏見 大手筋商店街の「権兵衛」。いまだに健在のお店である。もう何十年使われているであろうかという真っ黒の鉄板の上で焼いたお好み焼きは最高の旨さである。すき焼も鍋で決まるといわれて、鍋が受け継がれるが、お好み焼き屋の鉄板も家宝の一つである。そしてダシが違う。粉にあうダシなのだ。ダシを冷やすと粉と混ざりやすい。小生が小学生の頃、100円であった。今後も永遠にあの味を受け継いで頂きたい。今も京都に帰れば、立ち寄っている。

     現在、東京で小生が足しげく通うお好み焼き屋といえば、「やきやき 三輪」である。元々大阪の名店。天現寺店と、近年オープンした西麻布店がある。小生は、最近は天現寺店に行く。大体、当日に予約を入れても席が取れない超人気店である。というかお好み焼き屋に予約をいれるという習慣が小生にインプットされておらず、いつも突然行って文句をいわれる。
    「電話してないでしょ。山村さん、ちゃんと電話してくださいよ!」
    「ごめん。」
    「今日はもう無理ですよ。入れません。」
    「まあ、とりあえずビール一杯飲ましてくれや。」と言いながらレジでビールを飲みながら待つ。10、20分たつとやさしいお客さんが見かねてあけてくれる。そしてようやく料理にありつける。

     料理はなんでも旨い。大体は、鉄板焼きと生ビールから始める。キンキンに冷えたジョッキを半分ぐらい一気に飲みながら、「たこ」「たいら貝」「あさり」等のシーフードをつまむ。新鮮な魚介類はこの店の誇りである。これだけでも価値がある。そしてお気に入りの焼酎に移るが、焼酎の品揃えがとても素晴らしい。小生の大好きな「兼八」「銀の水」が両方ある名店は東京ではここだけであろう。素晴らしい。そしてつまみは、「塩ホルモン焼き」「豚キムチ炒め」に移る。そして焼酎は更にすすみながら、「ねぎ焼き」を注文。醤油味で頂くこの「ねぎ焼き」はあっさりといくつでも食べられる。でもシメがあるのでほどほどにして、最後にお好み焼きと、特製「そばメシ」を頂く。こちらの「そばメシ」は店の人気メニュー。ほとんどのお客さんが食べて帰る。そばメシの具は「すじ、キムチ入り」。お好み焼きの具はいつも任せてあるので知らぬが、おでんのじゃがいもをつぶしてお好み焼きにはさむのが三輪流。これまた旨い。日本酒好きの方は、大阪は池田の銘酒、「呉春」を是非、飲んでください。キレ味のよいこの酒は大阪でも中々飲めない貴重な酒である。吟醸でなく安い、本醸造の方を薦める。

     こんないいお店があると、関西出身の方々にはなんと心強い事か。いや関西出身でなくても、もんじゃ焼きが大好きな方も、東京人も満足できるはずである。関西弁のスタッフは色々と親切に教えてくれるので初めてでも安心である。是非、行ってみておくれやす。満足度、コストパフォーマンスがとても高い。そして旨い料理、良いスタッフと揃った酒類。流行らないはずがない。

     皆様は、必ず予約してどうぞ。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-07-26 16:52
    エキサイトブログ機能UP 7月22日 
    a0000002_1282083.jpg
     朝から、ブログの担当者がきて、エキサイトブログの新機能を宣伝しろと言う。

    「いやだい、あちきはブログではてめえの宣伝はしないんだい。」
    「じゃ、社長のブログはただの趣味ですかい?」
    「そうだよ。悪いのかい?」
    「悪いです。」
    「うるせい!!」
    「頭ごなしに怒るのは最低の上司ですねえ!」
    「ちきしょう。てめえなんか今日から部下でも社員でもなんでもねえ!!」
    「そうですか。こっちも願い下げですよ。」

     と言って、たわ君は自分の席へくだを巻きながら戻っていった。ちょっと言いすぎたと反省した。しかし謝るのはしゃくにさわる。よって詫びの印に宣伝する事とする。

     バージョンアップ後のエキサイトブログのユーザー様が急増している。なんでも他のブログでトラブルがあったという事と、新機能が受けているようで嬉しい限りである。早速、この新機能を使ってみた。ひとつは「ライフログ」という機能である。前のブログでご紹介した、小生の人生の一冊である、「成功の実現」をライフログ機能を使ってUPしてみた。手前勝手で申し訳ないが、これ結構良いんじゃないですか? 本もDVDも簡単にUPできます。なんでこの機能を思いついたのか非常に興味深い。また、アマゾンドットコムの売上げが上がりそうである。そして待ちに待った携帯電話での投稿機能。シンプルな操作で携帯電話からUPが出来る。これもいいんじゃないんですか。(宣伝ですので自画自賛。はずかしい。。。)UPした写真は、エキサイトが誇る「エキサイトミュージックストア」のミュージックダウンロードサービスに対応している、TOSHIBAの「GIGABEAT」である。薄型でシャープなデザインが素晴らしい。なんとこの薄い本体に、CD約125枚分、約1250曲が入るのだ。もうCDを入れ替えるめんどうな作業は必要ないし、電車の振動で音が飛ぶ事もない。爆発的に普及していくだろう。家に帰ってスピーカに繋げば、迫力のサウンドが楽しめる。もうこれがあればもうオーディオセットは必要ない。そしてインターネットのエキサイトミュージックストアで好きな曲をダウンロードする。宇多田ヒカルの新曲も気志團もなんと1曲、たったの270円。次世代の音楽システムが実現されている。(おっといつの間にか、ミュージックダウンロードの宣伝になっていた。いけねえ。いけねえ。)

     という事でいろいろな機能を付加しましたので、今後とも是非是非、宜しく御願いいたしやす。そして皆様の声をもっと反映してより良いサービスを継続する為に「エキサイトブログ向上委員会」のブログを立ち上げました。皆様のご意見をお待ちしております。そしてこの場を借りまして、マックユーザーの皆様向けの安定稼動に全力を注ぐことをお約束します。マックユーザーの皆様、引き続き宜しく御願いいたしやす。

     エキサイトはポータルサイトとして既に7年間、安定的にサービスを継続しております。ポータルサイトのシステムは、他とは、積み上げてきたノウハウと実績が違います。なぜならエキサイトは1200万人のご登録ユーザー様に、24時間365日サービスを続けてきたからです。無料だからといって手を抜くサービスは決して致しません。安心と信頼をコミットします。これからも価値のあるサービスを提供していきたい。小生の喜びは、「エキサイトを使ってますよ」と言って頂ける事なのです。それは小生だけでなくエキサイト社員一同の喜びです。

     皆様、これからも一つお手柔らかに、お願い申し上げます。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-07-22 12:04
    ヌベール・エスパニョール 「レストラン サン・パウ」 7月20日 
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     スペイン料理といって何を思い浮かべるか? 一番親しまれているのは多分、「パエリア」というお米を色々な具と一緒に炊き上げる料理であろう。そしてタパスという「小皿料理」。色々な種類をたくさん食べる。これがスペイン流。味付けは、オリーブオイル、ガーリック、トマトベースが多い。サフランを多用するが、それを除けばイタリア料理に近い。魚介類を食べる習慣がある故、日本人の口に合う料理が多い。イタリアもそうであるが、本マグロの漁が盛んであり、とれたほとんどの本マグロは日本に輸出されている。現地の人の口には中々入らない。

     そしてスペイン料理といえば、自称「食通」という人ならば、一度は行ってみたいレストラン「エルブジ」がある。海岸線に立つそのレストランをめがけて世界中の食通がスペインへ足を運び、「エルブジ」へ行く。しかし現在、世界で最も予約が難しいと言われるこのレストラン。すべてのスケジュールを「エルブジ」の予約にあわせなければならない。小生もなんとか近年中に行ってみたいと思っている。

     最近スペインが流行っている。料理もそうだしサッカーも熱い。そしてなにより車のデザイン。最近の車はスペインチックなシャープなデザインが主流である。

     大きな期待と共に、「サンパウ」へいってきた。ミシェランの2つ星レストランの東京進出である。といっても日本の大手が連れてきている。外から見える大きなキッチンは10名以上のシェフが動いていて中々精悍である。そして2階に案内され、アラカルトよりコースの方が美味しそうなので、コース料理を注文してみた。「3時間かかります。」といわれていたがそんなに長く座っていられない。帰る時間を伝えた所、2時間ちょっとで終了してくれた。ゆとりがある店内。心地よい。日本橋らしい風格があっていやらしくない。

     最初に、「マイクロメニュー」という、いわゆる4つのカナッペのようなものが運ばれる。
    写真に掲載させて頂いたが、このマイクロメニュー、チーズ、デザートはかわいい絵にかかれて説明されていてなんとも楽しい。料理自身だが、一品一品の料理の組み合わせが面白い。「メロンシャーベットと鴨のハモン」「チーズムースとアンチョビ」等等。甘いものと辛いものを組み合わせるのがスペイン流だと説明してくれた。デザートにも、ホワイトチョコレートに塩が振られているし、ブラックチョコレートにはプラックペッパーが添えられている。複雑ながら美味しい。そういえばこういう手法は日本でもあるじゃないか!! 「西瓜に塩」「ぜんざいに塩こんぶ」という合わせかたである。今回の料理の中で「ポーチドエッグのスープ」は本当に旨かった。こんなおいしい「ポーチドエッグ」は初めてである。玉子を美味しく食べる為に考え尽くされた一品である。コースにしてよかった。コース以外だとスープなど絶対にオーダーしないであろう。これは恐れ入りやした。その他の前菜も野菜やフルーツがうまく使われている。とてもヘルシーで美しい料理が続く。メインの豚(スペインの豚。急斜面で育った豚だそうで、足の筋肉が強く美味いそうである)にたどり着いた時にはもうおなか一杯であった。その後、5種類のチーズ。小生はチーズが嫌いゆえパス。「え、お嫌いなんですか?」新しいフレンチにいくと必ず聞かれてしまう。裏を返せば、「チーズが嫌いなくせにフレンチに来るんじゃねえ!!」といわれているようなもんだ。いや多分、言われているのであろう。しかしこのチーズ、写真の絵のように「シャウルス」から始まって段段、味の濃いチーズが並べられているが、各チーズに各一品が組み合わされていて中々面白い。多分、美味しいのであろう。小生以外には。

     ワインは小生の選択があまり良くなかったようだ。スペイン料理はコストパフォーマンスが高く、美味しいワインも多数ある。特に赤はフランス産とは少し違ったブドウの種を愉しめる。スペイン産は赤が美味い。というか、白はフランス産以外に美味いワインはない。もっと言えば、モンラッシェだけは、ある程度の作り手であれば、それは特別な白ワインであり、それを飲めば、他との差があまりに大きすぎて他を飲むのが辛い。その次にくるのは美味しい作り手による甘くないムルソー(ヘタが作るとムルソーは甘い。)ということになる。そういう意味では白ワインでコストパフォーマンスが高いワインは少ない。値段=味である。

     久しぶりに、中々いいレストランを発見したようだ。ちょっとあと2、3回は行ってみよう。こちらの料理を一言でスペイン料理と表現して良いのだろうか?複雑な計算された味と風味のコントラスト。呼び方はこんな感じでいかがか?、「ヌベール・エスパニュール」。もしかしたらお気に入りの一店となるかもしれない。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-07-20 17:42
    安全でおいしい野菜は最高の贅沢 7月15日
     野菜はいつからおいしくなくなっていったのか? 子供の時は野菜の味には無頓着だったし、それにどちらかといえば野菜は付け合わせであり、メインではないとイメージしていた故、どうでもよかった。しかし今は違う。美味しい野菜を食べると幸せな気分になれる。野菜をまずくした要因、それは間違いなく農薬であろう。農薬が大量に使われるようになり、野菜はまずくそして怖くなってきた。しかしそれは日本人の消費者の、あまりにも違った意味での厳しい要求が一つの原因でもある。米国のりんご業者が、「日本人は少しでも虫が食っていればすぐ返品してくる。」と言っているが確かにそうだ。虫に食われて穴があいた野菜は、日本人は買わないのである。その結果、農家は完璧に虫を除去する方法、農薬を利用するという対抗策をとったのである。最近、野菜は腐らない。皆さんも気がついているだろうが、冷蔵庫の中で野菜は腐らずに、カビがはえてくる。これはどういうことか考えればわかるだろう。そしてピカピカと「虫も食わない野菜」を口にしている。人それぞれの考え方があるだろうが、小生はできる限り農薬を使わない有機野菜を購入するようにしている。よく日曜日に買い物に行くが、いわゆる自然食品屋に行き、高価ではあるができる限り安心できる野菜を買っている。果物もそうである。他のお父さん方は、よくお刺身のコーナーや牛肉のコーナーで買い物をしている。小生はお刺身を買った事がない。

     野菜だけは新鮮が一番である。もぎとった瞬間から野菜は悪くなる。例えば、牛肉やマグロなどはある程度、寝かせた方がうまい。「マグロの産地で新鮮なマグロだからおいしい」というのに小生は疑問を感じる。東京の全ての鮨屋が小生の意見に賛同してくれるであろう。河豚もそうである。さばきたてより半日ぐらい寝かせた方が旨いと言われている。果物も完熟のほうが甘味が多く、好まれる方が多い。だが野菜は鮮度が命。今のご時世、豊かな土で、無農薬の取れたて野菜が一番贅沢である。特に東京に住んでいれば。そういう意味で、表参道のナチュラルハウスに毎週でかけている。最近、若い女性のお客さんが増えている。やはり女性のほうが本質的な健康を意識されている方が多いのであろう。ファーストフード主流の時代に若い方がナチュラルハウスで買い物をする姿を見ると、少し安心する。

     必然的に国内旅行先も野菜の旨い旅館が好きになる。敷地内で専任の方に野菜を作ってもらっている「二期倶楽部」(那須)さんや、契約した農家からしか野菜を買わない「玉の湯」(湯布院)さんなどはその野菜の美味しさが料理のなによりの贅沢なのである。田舎に旅をすれば、自分で栽培した野菜を客に出す宿はたくさんある。とれたての椎茸を囲炉裏で焼いて食べれば、松茸よりご馳走だし、新鮮な山菜の小皿が並ぶテーブルはとても贅沢である。本当に旅行先に完璧な懐石料理をみんなも求めているのであろうか? それは東京で食べる事ができる。それよりも地元のとれたての物をシンプルに頂く事が望まれているのではないだろうか? 小生にとっての「玉の湯」の最高傑作の一品は、豊後牛でもスッポンでもない、鶏鍋でもない。(ご存知の通り、「玉の湯」さんのメインディッシュはこの3品から1つ選ぶ。)傑作は、「野菜の炊き合わせ」である。あれほど一切れ、一切れの野菜をかみ締めて味わいながら頂いたことはないし、あれほど美味しい炊き合わせを頂いた事はない。あの人参や牛蒡の味が忘れられない。新鮮な有機野菜と素材を活かした味付けと炊き加減。完璧でした。そして「二期倶楽部」の朝食で頂く人参や胡瓜。岩塩で頂けば自然の景色と鳥のさえずりと共に最高の朝食が愉しめるであろう。「二期倶楽部」に行かれたら必ず、自家農園を訪ねて頂きたい。とても親切なヒゲのご主人と奥様が必死で作られたおいしい野菜の事を、聞かせて頂けるであろう。そしてそれがどう重要かわかるはずである。

     こういう自然野菜の宿や料理店はこれから益々重要性が認識され増えるだろうし、流行るだろう。将来、一つのブームになる。いやなって欲しい。それが普通であり自然なのだ。農家の方々の生活は苦しいし野菜作りは大変である。特に無農薬有機野菜は手がかかる。そう考えれば、本当に美味しくて安全な野菜の為だったらもっと国や県がサポートしても良いのではと思う。又、無農薬野菜は消費税がかからないようにするとか。もちろん根拠はなく感覚的な意見であるが、それにより健康につながり医療費が減るんじゃないか?  少々葉っぱに穴があってもいいじゃないか。それは安全で美味しいというサインなのだ。

     「野菜」は我々にとって新鮮な空気や、美味しい水と同様に必要なものなのである。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-07-15 18:59
    人生の一冊 中村天風師 「成功の実現」 7月13日
     どなたかに、テーマにある「健康」がでてこないと指摘を受けた。それと最近特に感じるのが若い人たちの病が多い。それもいわゆる心の病が多い。ちょうど甘やかされて育った世代という事や、あまりにも複雑すぎる故そうなるのか。20年前には、「ガンによる死亡者は20年後には医学の進歩と共に半減しているだろう」と言われていた。しかしガンの死亡者は増えている。それは医学の進歩の問題もあるが、それよりもガンになる環境要因がひどくなっているからだ。それは大気汚染や水の問題。化学物質が食卓に入ってきているなど多くの要因が絡み合っている。昔からすぎの木はあったが「花粉症」はなかった。アトピーもそうだ。「環境要因」や「心」の問題などで広がり深刻化している。小生的には「健康」についても書いていたつもりであるが、これをいい機会としてすこし整理しておきたい。

     はっきり言って、「健康」という言葉とはほど遠い生活をしていた。しかし色々な環境の変化や人生に対する考え方が変化して「健康」を意識するようになった。その為に「健康」という考え方を自分の中で整理する必要があった。正しい「健康」に対する概念や理論を体系だてて、自分が理解する必要があったからである。そして最終的に自分自身が納得をして選択する必要がある。それを最新の理論で理解しないと取り返しがつかない場合がある。簡単に言えば現在の医学で正しいと言われている事が将来、それは間違った医学理論であったという事がたくさんあると仮定されるからである。例えば、昔、子供が下痢をした時に「下痢がひどくなるので水分を取ってはいけない」と言われていて、多数の子供や乳幼児が脱水症状で死んでいった。今、医者は二言目には、「水分を十分取れ」という。又、扁桃腺を切除する手術は小生が子供の頃にはよく行われていたが今は否定的である。その不必要と言われたものが免疫理論上、必要であるとみなされている。風邪を引いた時に解熱剤を飲んで熱を下げるという理論に対して、ウイルスに対して人間の体が対抗策として熱を上げているのに、薬を使って下げるという考えがおかしいという理論がある。最近医学界は、風邪の時に抗生物質は必要ないことを通達した。しかし医者的には風邪ではなくその他の合併的感染を防ぐために処方すると言っている。ステロイドや抗ガン剤の効能とその副作用の関係なども良い例であろう。抗ガン剤については、最近のドラマ化された漫画などでも問題提起されている。風邪を引いたとき、合併的感染の予防処置として抗生物質を飲むことにより予測される効果と、抗生物質を体にいれない事により免疫力をあげ正しい健康体を保つ事と、どちらが良いか? 現状では色々な背景の中で抗生物質を投与すべきだという考えが西洋医学では一般的であるが、反対する医者もある。抗生物質を全面否定しているわけではない。抗生物質の出現により過去多くの人の死亡に関わった感染病の多くが治っているのも事実であるし、急を要する感染病には抗生物質を投与すべきである。しかしそれが日常的に使われる事とは別である。抗生物質に対抗する為、ウイルスは更に進化し新しい感染症、抗生物質がきかない感染病の出現も深刻である。簡単に繰り返すと、「体を維持する方法と病気になった時の対応方法は自分で選択しなければならない」。「医者じゃないシロウトにはわからない」では自分の体に対してあまりにも無責任である。選択する為の基礎知識は吸収して判断をしなければならないと小生は考えている。

     小生も、どのようにすれば健康な体を維持し病気に強い体となり、そして自身が病気になった場合にどのように対応しなければならないかを理解するのに数年を要したが、結果的には3冊の本によってそれは完成された。その最も基本的な考え方である一冊は、「体」の事にとどまらず人生の生き方、仕事に対する取り組み方の、自分のファンダメンタルとなった。私の一冊、それは中村天風作「成功の実現」である。自ら不治の病になり日本の北里先生に見放され、米国へ渡り、その後、それを治す為に医学を学びインドでヨガの達人に弟子入りして自らを極め、寿命を元気に全うされた方である。「天風会」という会もあるぐらい人々に多大な影響を残した師である。その会にはあらゆる分野の方々が参加されている。原元首相、東条元帥、越後元伊藤忠商事社長等。この本はある方に、経営書として経営者の心構えを勉強する本として頂いた。松下幸之助氏、稲盛和夫氏にも影響を与えたとされるこの本は、経営者としてというより人間が健康で元気に強く生きていく為の本であるが、これを読んで幸之助氏や稲盛氏の本を読めば、全ての経営書は、中村天風師に通じる基本的な人間理念につながっていると確信している。この理念を、ビジネスを通じて説明されているのが、幸之助氏であり稲盛氏である故、経営者としては天風師の本と、幸之助氏、稲盛氏の本を読めばもう読まなくてもよいと小生は思っている。もし自分がこの本を読まなかったらと考えると怖い。この本は株式会社JSコーポレーションの米田英一社長に頂いた。本当にありがとうございました。エキサイトの社員にもこの本は勧めている。皆様にもこの本は、人間として是非お読み頂きたい。これは生き方の基本と健康の基本的考えと実践方法、そして心の持ち方の全てがわかりやすく書かれている。いわゆる説法を文字におこしてあるのでわかりやすく読むことができる。この本は9800円もする。非常に高価な本である。しかしこの9800円が皆様にとって、自分の為の最低限の投資であったと言えると思う。そして天風会の方々が今もなお活動されているのであれば是非、この本の普及版、安価版の発行を御願いしたい次第である。それはこの日本の、日本人の処方箋であると言えるからである。

     少し脱線したが基本的な生き方をこの本で学ぶ事ができる。そしてこの本の後に、「病気にならない為」「現在もっている病気に対応していく為」の方法論として下記の2冊をお薦めする。この2冊が実践、解説編である。

    アンドリュー・ワイル博士「ナチュラルメディスン」
    ロバート・C・フルフォード博士「いのちの輝き」

     この本を読めば、自然に生きるという重要性が理解できる。そしてこの最新近代的理論の基本を半世紀も前に日本人である中村天風師が説かれている事に驚く。それでもまだ不安で、日本人による日本語の理論を確認したい場合は下記の本で上記の3冊をリコンファームする事ができる。

    安保徹博士「免疫革命」
    石原結実博士「気と血の流れをよくするとなぜ病気が治るのか」

     断っておくが、これはあくまで小生の個人的見解である。判断は皆様によるものであり、その判断に責任を持つものではない。最終判断は皆様である。そこで小生の健康理念をサマリーしてみる事とする。

    1、体を正常な状態に置くのは「精神」「心」である。これらをいかに安定的な状態に保つかという事が健康の基本である。特に天風師は、「心」を安定的におく方法も本の中で伝授している。
    2、1を前提とした上で、生きていく環境を整える。それは美しい空気を正しく吸ってはく(呼吸)事。特に呼吸は「呼」のはく方が大切。
    3、正しい食事。人間が本来食べる物を正しく食べると言う事と、異物(本来、人間の体に必要のないもの。自然が作り出したものでないもの。細かい所で色々と防ぐ。例えば食べ物の防腐剤、添加物。ハミガキ粉のサッカリン。シャンプー、石鹸は弱酸性。野菜の農薬。遺伝子操作している食品。水。)を食べない事。そして本来食べるべきものを理解する。人間は天風師にいわせれば「果肉動物」である。要するに果物を食べる動物である。
    4、体は本来、病気にならないようにする機能を持ち、そして病気を治す機能を持っている。この機能が働くような状態を保つという事。これは「免疫」という機能であるが、これは安保徹氏の「免疫革命」でも詳しく説明されている。それを保つのは人間の気の流れを正しくする事と、最近流行っている血液を流れる体を保つという事である。気が流れていないのに血液がサラサラになってもしかたないし、そうはならないはずである。皆さんのほとんどは今、重病ではない。そう考えれば重病にならない対応をするべきだ。金庫には鍵をかけ、泥棒から守ろうとする対応をするのに、なぜお金より大切な体に鍵をかけないのか。
    5、病気に対する対応知識。治療をあらゆる角度で考え、最善策を自分で考える必要がある。その為に自分の弱点を知ることである。弱点は特に補強していく。そうすれば「不安」から解消される。これは最大の防御となる。病気に対してはアンドリュー・ワイル氏が具体的な症例にあわせて対応する食べ物や呼吸法などを、サプリメントの正しい使い方を含めて説明している。また、ロバート・C・フルフォード氏は本で小生も実践している「オステオパシー」という治療法を解説している。

     全ての西洋医学を否定するのではない。ワイル氏も西洋医学の利点を解説し、その利用分野も説明している。西洋医学の良い所、東洋医学の良い所を自分自身で研究し理解しなければいけない。偉そうに言っているが、小生も1から5まで完璧にはできていない。しかしできるだけ1から5を実践しようとしている。それと何より自分自身で強く確信しているのは、たとえ、どのような病気になっても最善の対応策が自分自身にあるという事である。これにより小生は「不安」から解放された。それが小生にとっての一番、何よりも替えがたいものを得た、プライスレスな事実である。これをもっているだけで違う。「不安」は「心」にとって一番いけない、万病の元である。

     微粒子が見える時代を迎えて今までに見えなかった物も見える時代になってきた。そうすると何年か先には、「気」「波動」なんかも科学的にも見えるようになり実証されると思う。それによる治療法が実証されれば、もっと大きな医学の進歩となるはずである。「気」は22世紀の最新治療になっているはずである。この「気」についてはまたいずれお話をしたい。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-07-13 20:47
    海外の避暑地へ行こう 例えばシアトル 7月9日
     昨日のニュースで、今年の夏休みの海外旅行者が3年ぶりの増加の見込みというニュースが流れている。いい話である。やはり消費が増えないといけない。旅行が増えるという事は消費が増えるというバロメーターの一つに間違いない。そうゆう意味で今話題の年金問題はやはり早急に解決しなければいけない大きなテーマである。寿命が長くなっている。定年以降の生活に皆、不安を感じている。そうなれば貯金に走る。よって消費が促されない。年金の問題が良い方向に進むという事は実は、景気に対する大きな経済テーマなのである。

     そこで人気の場所はというと、韓国、ハワイ、グアムだそうだ。「冬ソナ」ブームで韓国とは分かりやすい。ハワイ、グアムも相変わらずの人気。特に子供連れには。でも暑いっすよ。涼しいとこへいってみやしやせんか? しかし日本人はどうも海外で避暑を愉しむという感覚が少ない。例えば、アラスカ、カナダ、ニュージーランド、シアトル等の避暑地を愉しむという事があまり好まれていないような気がする。国内の避暑地はというと、例えば、軽井沢、北海道、那須、上高地、蓼科などは、夏は大人気で盛況である。又いい場所もたくさんある。しかしながら小生のように直前に旅行を決める人間には中々予約が取れない。それにこれらの避暑地は冬に営業できないせいもあって夏は値段が少しお高い。3、4泊すればかなりの費用になる。それに夏はあまりの人の多さに疲れてしまう。最近、40歳になって人ごみにいると異常に疲れるようになってしまった。値段を考えてもシアトルやアラスカに出かけてもあまり値段が変わらないではないか? ではなぜそうならないか? これは日本人のビヘイビアに旅行代理店が提案しきれていないのではないかと思う。ご存知の通り、今時のマーケティングは今までにない生活習慣を新たに消費者に提案して、新たな市場を作らなければいけない。旅行者に、ポテンシャルクライアントに海外の避暑地を提案しきれていないような感が否めない。

     例えばシアトルといえば、マリナーズ応援ツアーという企画になってしまう。日本から1番近い米国本土である。ハワイより1時間ぐらいの差でいける。シアトルの大自然、ビクトリア(美しい街、バンクーバー島)、マウントレーニエ(スキーもできます。富士山より高い山)、ワシントンレイク(レイク沿いの家は大人気、ビルゲイツの豪邸もある)、美しいゴルフ場(プレーフィーが安い)、近代的なダウンタウン、美味しいビール(本当に旨い地ビールが飲める)、シーフード、フィッシング、熱気球、スターバックス発祥の地(一号店を見に行こう)、日本食のレベルも高い、治安も良い、からっとして夜は涼しい気候、夜は22:00頃まで明るい、などなどの素晴らしさが全く伝わっていないのではないか? 米国人が最も住みたい町のベスト3に入るシアトルを伝えていないのだ。またカナダもしかり。もちろんハワイも素晴らしい。ラナイ島のロッジアットコロエなどはまるで軽井沢にいるような気分にさせてくれる避暑地である。しかしまあ、ハワイは冬にとっておいてはいかがであろうか? アラスカで本場のサーモンを食べにいくとかバンクーバーで美味しい中華料理を食べ歩くだとか(食べる事しかないのかおぬしは?)。そして緑に親しみましょう。海もいいが緑もいいですよ。特に都会で疲れきった酸素不足の体には緑が必要でござる。寒い時にあったかいところへいって、暑い時に涼しい場所へという贅沢を愉しもうではありませんか?

     それにあまり知られていない場所へ行って、ほどほどに恥をかいたり、困ったするのも楽しい旅の思い出になる。そうゆう小生はまだ夏休みの予定がたっていない。とほほほほ。でもいい響きですよね、「夏休み」って。パクリのコピーですいやせんが、

    「物より思い出。」

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-07-09 21:34
    上海・北京2泊3日 北京編 7月7日
    a0000002_103630.jpg 上海から北京へ移動。上海では最近見られなかったものがあった。それは「回転式ドア」。なぜかドアが廻っているのに違和感を覚える。そして日本で食べれない、吉野屋の牛丼。牛丼がどうしても食べたい人は、上海へいけばよい。

     北京も暑い。いつもの渋滞の中ダウンタウンへ向かう。わいてくるような多数の自動車。しかし日本車は非常に少ない。それもほとんどHONDAである。メジャーな車はドイツ車である。日本の車メーカーは歯軋りしながらこの光景を見ているのであろう。何年後かには日本車を多数見かけるようになっていて欲しい。中国の平均月収や庶民の生活を考えて、なぜこんなに車が走っているのか? 富裕層はほんの一握りといわれるが、なにせ人口が12億人、ほんの一握りでも数千万人になる。カラーTVは小さいテレビが売れない。売れるのはほとんど大型TVである。その市場は6000万世帯というから、富裕層世帯が日本より多いことがおわかりになるだろう。買える人は大型TV。買えない人は小さいTVも買えないのである。携帯電話しかり。高い携帯電話は1台、約10万円。大卒エンジニアの給料の3、4カ月分である。それでも世界一の携帯電話マーケットである。

     やはり北京は首都としての風格がある。歴史があり、人々にもその誇りがある。上海人と北京人は非常に仲が悪い。小生のパートナーは典型的な北京っ子。上海の悪口ばかり。決して認めようとはしない。上海の料理がおいしいと言うと、「こんなもの北京には山ほどありますよ。」と悪態をつく。この仲の悪さは、大阪と東京以上である。しかし通信キャリア等の国がからむビジネス以外は、上海の方が元気がいいのは事実。やはり香港の影響が強いのは上海だ。それはビジネスにも料理にも感じる。しかしこの国は北京を抑えておかないと勝負ができない。

     いつもの光景をながめながら、常宿のグランドハイアット北京へ到着。北京の中心である王府井(ワンフージン)のど真ん中。最高の立地条件である。北京でのホテルはセントレジスかここグランドハイアットである。部屋はハイアットお得意のイタリアンモダンで、少しシャープすぎる感もあるが部屋が大きく、リネン等のアメニティのクオリティも高い。もし北京でお泊りになるならこちらをお薦めする。小生のホテルを選ぶ基準は前にも述べたが、一番大切な要素は新しい事である。ホテルには歴史をもとめない。新しいホテルの方が清潔、部屋が広い、ベッドが新しい、リネンが綺麗。そして何より水回りが良い。シャワーの水圧が低いのは何より嫌いである。ホテルは新しいに限る。

     夕刻、今回一番愉しみにしていたレストラン「レイカサイ」に向かう。同行した小山薫堂さんは2回目の訪問。「レイ」がどうしても漢字変換しないのでカタナカで書くが、「カ」は「家」、「サイ」は「菜」であり、訳すと「レイ家の料理」という事になる。英語の名刺を頂いたが、「Family Li imperial Cuisine」。(しかしどう発音しても「リー」であるが、何故、「レイ」となったのだろうか? 普通に読めば、「リーカサイ」であるが。まあ何か理由があったのであろう。)

     ご主人のリーさんは80歳を超えているが写真の通り非常にお元気である。そして大学の数学教授である。幸運にも色々な貴重なお話をお聞きできた。世界中のグルメを唸らせてきたこのお店であるが、お店自体は本当に普通の家である。1日4組のお客さんしか入れない。写真の通り、まあはっきりいえば普通の庶民のおうちである。厨房もほとんど普通の家の台所。これが「レイカサイ」じゃなければ誰もはいらないといった感じ。場所も中々、観光客ではいけない場所である。小生が北京で一番好きなレストランである「四川飯店」のすぐ近くにある。

     こちらの料理は宮廷料理。リー氏の祖先はあの西太后の料理責任者。1日に150皿の料理を指揮していた。料理はコース料理を選ぶ、300元(約4200円)から2000元(約28000円)だそうだ。ちょっと贅沢に600元(約8400円)のコースを注文する。パートナーの中国人に言わせれば、400、500元の料理で十分だそうだ。奥様は日本語が達者という事で、私たちに日本語でコースの中味を書いてくれた。その品書きは20品あり、フカヒレやアワビも含まれていてくいしんぼうの我々も食べきれなかった。そしてリー氏は一品、一品解説をしてくれる。(はっきりいってしゃべり好きのいいおじいさん。)師、曰く「農薬の入った野菜は絶対に使わない。」「美味しい素材は海外のものも使う。」当日頂いたホタテ貝はオーストラリア産だそうだ。メルボルンにも支店を出されている関係であろう。六本木の開店の時は、リー氏も来日されたそうである。「サシミは食べなかったよ。」

     料理は一品、一品に味わい深い。前菜が素晴らしい。多数の豆腐がとても美味しい。宮廷料理と聞くと贅沢な素材を使った高級料理というイメージがあるがそうではなかった。家庭料理のような暖かさを感じた。とても素朴さを感じさせる料理なのだ。特に全コース料理20品(デザートを除いて!!)のうち半分をしめた前菜は、日本で言う、「ひじきの煮物」「千切り大根」「おから」といったイメージに小生は感じられた。毎日の料理なのだ。そしてポリシーがある。誰かがフカヒレを食べているときにウエイトレスさんに「黒酢」をたのんだ。厨房の中から人が飛んできた。「『黒酢』をかけるのは香港料理。宮廷料理ではかけたりしません。」そして「豚の角煮」がでた。「この料理は西太后が大好きだったんだ。」「又、先週きたアナン総長もこれが大好きなんだよ。」このお店に世界中のVIPが足しげく通う。生き字引きのリー氏が歴史と共に客を迎える。ここに来ただけで北京にくる値打ちがあるというもんだ。

     厨房の中にいれてもらった。驚いた。中国料理は火力が命と聞いていたし、そう信じていた。家で中華を作った時にイマイチうまくないのは火力のせいだという事にしていた。しかしこちらの厨房はご覧の通り、ガスコンロである。火力は関係ないという事が実証された。料理人曰く、「強い火で料理するのは中国料理。うちは宮廷料理。宮廷料理は強い火を使わない。」

     帰り際に、リー氏と握手して記念撮影。「また来てくださいな。」「もちろんです。北京に来る時必ず。」そういって店を後にした。店に歴史がある。人に歴史がある。帰り道にも歴史がある。北京は奥深い人のやさしさで我々を迎えてくれる。北京に一度、旅に出かけて頂きたい。そしてブラブラと時間の流れを愉しんでいただきたい。故宮にいってあのラストエンペラーを思い浮かべながら高い赤い壁の横を歩き、地元の店に飛び込み、飲茶を愉しむ。週末の「がらくた市」を冷やかし、また町を歩く。そして夜は「レイカサイ」へ。是非カメラを片手に。この土地はビデオより写真が良い。それを眺めてリラックスできるのは北京しかない。

     ベッドに滑り込み、翌朝早朝5:00に起床。NH956(全日空)で成田に向う。機内では爆睡。目がさめぬまま車に乗り込む。14:00には次がある。都内に近くなるとレインボーブリッジから東京タワー、ビル街が見える。徐々に体のスイッチが入る。

     中国と日本をもっと近くしたい。

    山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-07-07 09:20
    上海・北京 2泊3日 その1 上海編 7月1日
    a0000002_10216.jpg 中国にいってきた。もう何回になるだろう。この2年間はこの国でのビジネスを夢見て通い続けている。もう一つの隣国の韓国ではこの1年間で色々なビジネスの展開ができた。現在、世界のビジネスマンの出張先は米国から中国にシフトしている。小生も昔は米国へ死ぬほどいった。米国全土を何回訪問したかわからない。しかし今は年に1,2度ラスベガスへいくくらいである。今は中国に足しげく通う。随分楽である。時差がない、3時間のフライト。沖縄にいくくらいの感覚である。世界中のビジネスマンが中国へ通っている。よってビジネスの成功確率は1%以下である。ほとんどの企業はお勉強中に壁にはばまれて終わる。それでもその1%の成功確率に賭ける価値があるし勝たなければならない。

     月曜日の朝、7時起床。7:50分に車を出して成田へ。NH919(ANA)9:50分発の飛行機に乗り込み上海へ。満員の機内。中国を物語っている。米国便でこんなに乗ってるのはワシントン便ぐらいではないか。定刻の11:55分着。イミグレを通過したのは12:20分。車では、13:30のアポイントに間に合いそうもない。パートナー兼通訳の提案で世界最速のリニアモーターカーで市内に向う。時速計は430キロを示す。結構ゆれるが7分間でダウンタウンの近くまでいく。しかし車内はガラガラである。地元の人は高いから乗らないそうである。料金は50元(約700円)である。そこから車だと橋を越えるのに時間がかかるので地下鉄に乗り込む。ダウンタウンの中心の訪問先にぎりぎり13:30に滑り込む。その後、数社訪問しホテルへチェックイン上海のホテルはフォーシーズンホテル。こちらの支配人のピーター・ウエーバー氏は自分が率先垂範して客のサービスに努める。この人の人柄がホテル全体に染み渡っている。ダウンタウンの中心に位置していて立地条件がビジネスに合っている。そしてご存知の通りパーフェクトなサービスと落ち着いた部屋。最近のイタリアンモダンに傾きすぎるインテリアに一考をうながす気品ある室内。今日の夕食はこのホテルの中華ダイニング。このレストランがあるからこのホテルに泊まるともいえる。いつも頼む品は、フカヒレのチキンスープ煮とあわびソースと蛸のチャーハン。フカヒレはかなり上物をチキンスープで煮込んであり、このチキンとフカヒレの味が混ざり合ったスープがなんとも言えない美味しさである。これを紅乙女18年ものという「紹興酒」。中国で女の子が生まれたときに酒を甕にいれて庭に埋める。そして娘が18歳になった時に大人になったお祝いにその酒を掘りだして飲むことからこの酒のネーミングになったそうだ。確かに味わいは乙女のようなすがすがしい、かろやかな味わいである。そしてシメはこのあわびソースのチャーハン。チャーハンはパサパサに仕上げなければいけないという定説を全く打ち砕くこのねっとりしたチャーハン。とっても美味しいし今までに味わった事のない深い味わいである。「このチャーハンはパサパサじゃないが美味しいですね。」と総料理長のYUEN氏に聞いてみた。「このチャーハンはアワビソースがポイント。この味をいかすにはこの風合いがピッタリだと自分は思っている。」と香港出身の彼は言い切った。上海の中華が旨いのは間違いなく香港のシェフが多いからである。
     
     その後少し、散歩をした。あるおばあさんがコップを小生の目の前に差し出した。反射的に10元コインをいれた。何人もの他の物乞いの人が集まってきてしまった。払いよけるように逃げる。逃げた先に4歳ぐらいの男の子が手を小生に差し出した。たまらなくなって札を一枚握らせた。すどうりできなかった。その子が笑顔で走り去るのを見ていたその瞬間に10人ぐらいに囲まれた。警備員らしき人と小生の中国人のパートナーが必死で追っ払いタクシーに滑り込む。少し複雑な心境であった。車内でパートナーの彼が、「中国政府はあのような人たちにお金を上げるのを止めるように指導しています。」元政府のキャリアだった彼らしい言い方。その裏にははずかしい思いがあったのであろう。小生は言った。「日本にもたくさんいるよ。」「俺はどの国にいってもできるだけお金をあげるようにしているんだ。日本でもそうだ。それには深い感情や思いなんか無いんだよ。」彼は黙っていた。その後シャワーを浴びながらふと思い出し後悔をした。20元札だと思って彼にあげたのは5元札であった。おばあさんにあげたコインは10元コインだった。20元札をあげたかった。次の日彼にその事を言ったら彼は言った。「十分ですよ。飯が2回食べられます。」少しほっとした。

     次の日、放送作家であり食通友人の小山薫堂さんと合流して、南翔饅頭店へ。もうここに何度きたであろうか? ご存知の通り、世界の人々に愛されている「ショーロンポー」。上海にきてここによらずに帰る訳にはいかない。この店は一階から3階まであるが全く同じ物に4つの値段がついている。1階より2階、2階より3階と値段が高くなるのである。1階はいつも行列で1時間待ちは当たり前。しかし1番上の3階は並ばずに入れる。値段は倍以上違う。何度もいうが全く同じショーロンポーである。六本木ヒルズへ出店したせいか日本語のメニューが置いてあった。色々あるが毎回、豚肉入りショーロンポーと野菜のスープを注文する。皆さんにアドバイスさせて頂くが多数種類が用意されているショーロンポーであるが1番安いこの豚肉いりが1番旨い。旨すぎる。小生はこれだけを何籠も頂く。このショーロンポーを黒酢としょうがにつけて頂く。この旨さは一体なんだろう。いつもどうり舌を火傷しながらスープを味わう。そして野菜スープ。これが本格的中華料理店もびっくりの旨さである。金華ハムと干し貝柱をベースに衣笠だけと青菜のシンプルなスープ。素晴らしい。とっても上品な味のシャンタンスープである。衣笠だけ、金華ハム等の高級食材を使っているにもかかわらずこのスープも数品あるスープの中で一番旨い絶品である。後、お店のご主人といってもマダムであるが面白いものをもってきたので頂いた。なんといっていいのだろうか? 肉まんにストローが突き刺して出て来た「肉まんスープ。」肉まんの皮で包まれたあのショーロンポーの中に詰まった肉汁スープが入ってでてきた。それをストローで吸う。「旨い、しかし熱い。」またまた舌を火傷。ストローが熱くてもてないよこれは。おそるべし中国。国内線用の旧空港の近くで、少し時間が空いたので足マッサージ。1時間で900円。(時間がないので30分しかできなかったが。)中国の、10代の女性のライフスタイルなんかを聞きながらマッサージを受ける。とても丁寧で良い。みんな明るくて性格が良い。この人達の一ヶ月の給料は600元くらいだそうだ。およそ9000円である。

     その後空港へ。なんと予定していた15:00の南方航空が機体不良でキャンセル。パートナーの強引な交渉で、中国国際航空の14:30発に滑り込む。こうゆう場合、中国語の人がいると強い。英語じゃ絶対に乗れなかったであろう。乗った瞬間に熟睡。2時間後、北京空港にタッチダウン。目がさめた。ダウンタウンへ8人乗りのバンで向かう。

     長くなったので北京編は次週、更新させて頂く。あの「れいかさい」へ言ってきたので報告させて頂く。

    山村幸広
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  • by yamamura2004 | 2004-07-02 17:53


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