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山村幸広の一日、一グラム

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二期倶楽部での週末 8月3日
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 ほぼ一年ぶりに、二期倶楽部へいってきた。運良くたまたまキャンセルの部屋を確保できた。高原気候(標高約550M)とはいえ日中日差しがあるとかなり暑い。しかし日陰に入ると快適であるし、夜はかなり厚手のふとんを一枚かぶって寝るぐらいの気候であるのでやはりかなり過ごしやすい。特に今年は自分の体温より高い気温の中で過してきた故、30度ぐらいの気温は問題ない。それにビルの中と緑の中という事で気分も違うものである。

 二期倶楽部が由布院の玉の湯さんなどと同じように国内で非常に重要な宿である事は再三申しあげてきたが、やはりお伺いするとそのよさはほぼ変わりがなかった。こちらのなによりは、やはりファシリティにあると言える。小生は本館しか泊まる事がないが、この本館の川沿いのお部屋が最高である。部屋は特に広いわけではないが使いやすく清潔である。そしてなにより大きな窓の外に広がる庭と小川の音と風景が心を和ましてくれる。この小川と庭の素晴らしさは、軽井沢の鹿島の森に良く似ている。この庭のチェアに座って一日中本を読んでいるだけできてよかったと思わせてくれるのではないだろうか。そしてホテルの広大な敷地内(3000坪)を散歩する。本館から小川沿いを歩く。そしてテニスコートの横を抜けていくとバリ島のウブドを彷彿させるような田んぼが出現する。この田んぼの端っこに木のカウンターを設置してバーにすれば、まさにウブドの人気のカフェのように大きな話題となるだろう。ケニアのリゾートホテルの草原に向かって設置されたバーを思い出させるだろう。そして田んぼを横切り、自家農園へいく。見学自由のこの自家農園を見るのも楽しい。こちらの農園を管理されているのはご夫婦である。こちらの土地はどちらかといえば農園には向いていない、荒れた土地だったそうである。それを数年かけて育て上げられたそうだ。去年お伺いした時に、「数年だまって金だけかかるのを待ってくれたオーナーに感謝している。」と仰っていた事を思い出す。その際に、とれたての野菜や果物を味見させて頂いたが、もぎたての野菜の美味しさを味わった記憶がある。又奥様が御丁寧にハーブを摘んでくれて、「お茶にどうぞ」ともたせてくれたのを思い出す。今は、このご夫婦も再三メディアにも登場していてこちらの愛犬と共にもう二期倶楽部の顔となっている。それ故、かなりお忙しそうで、今回はお話ができなかった。そして農園から東館を横切って歩く。もう2年になるだろうか、東館もかなりの人気だそうである。小生はどうもヘンコなのか、こちらより本館が好きな故、泊まらないがこちら東館の温泉が好きなので食事の前はこちらで温泉につかる。色は少し茶色いまるで有馬温泉のような感じ。こちらで温泉に入りリラックゼーションスペースで涼んでいると、若いボーイさんがラムベースにクラッシュアイスのカクテルを運んできてくれた。飲んでみるとこれが不思議な甘味がある。帰りに聞いてみると隠し味に、「黒蜜」をいれているそうである。こうゆうサービスがさりげなく行われるのがとてもうれしい。いわゆるサプライズなサービスである。日本のホテル業界はヒルトン出身者が支配人をしているホテルが流行るという記事を読んだ事があるが、こちらもそうらしい。そうゆう意味ではヒルトンウエイは理にかなったサービス指針なのであろう。それは二期倶楽部でも大いに感じられる。全ての従業員が十分なホスピタリティをもって仕事に取り組んでいるのが感じられる。そして又同じ道を本館まで清らかな風に吹かれながらブラブラと帰る。これがまた日常離れしていて愉しい。朝は早く起きる。庭にはリスが遊びに来ていた。優雅に飛ぶオニヤンマも都内では中々見られない。こうゆう場所ではTVはつけない。TVの嬉しい雑音より小川の音、鳥の声、風にささやく葉の音を聞きたい。もちろんPCなんてヤボなものはもっていかない。当然メールなんて見るはずもない。トップが休日先にメールを開かなきゃいけないのであれば、それは会社の構造やオペレーションメソッドに問題があるか、従業員によほど嫌われているか、とても小心者の経営者である。経営者は小心者でなければいけない面もあるが。お陰様でエキサイトにきて5年になるが旅行中に仕事で邪魔されたのは一回きりである。そうゆう意味ではエキサイトのマネージメントクラスには感謝したい。それぞれが持ち場を、体を張って守っている。本当にありがとう。あちきのポリシーは休みも仕事も率先垂範である。

 話を戻そう。朝は早く起きる。リスが庭に、遊びにきている。そして本館近くの露天温泉でお湯につかりその後、朝食。こちらの朝食が素晴らしい。パンよりごはん。洋より和を徹底している小生であるがこちらでは洋朝食に限る。「玉の湯」クラスの洋朝食である。食べる。これが大変素晴らしい。目玉焼きの焼き加減もいいし付け合せたベーコンとハムも質が高い。ゆっくりと楽しみたくなる朝食である。名宿は朝食で決まる。タオルやシャンプー類のアメニティも質が高く高級感がある。朝食の後は庭のチェアで又、本を読み過ごす。リラックスするにはとてもよいファシリティと静寂さをもった名宿である。年に一度は訪れたい場所である。ついであるが中々旨い蕎麦屋がある。「小椋」という。土日限定の「あらびき蕎麦」を是非たぐって頂きたい。しかし限定の為、すぐ売りきれる。土曜日は11:30に行って、最後の席を確保して食べる事ができたが帰るときに入ってきた客が注文すると売り切れていた。日曜日は13:30にいったが5組以上待っていたので入らなかった。人気店のようである。ちなみに二期倶楽部も8月中全館満室である。

山村幸広

追伸:少々夏バテぎみ故、夏休みを取らせて頂く。次の更新は11日以降とさせて頂きたく      候。猛暑故、皆様もお体にお気をつけ下さいませ。

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  • by yamamura2004 | 2004-08-03 17:04
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