しかしながら、現在のトイレの構造の中で、大便の検査というのは無理があるのではないだろうか?難しい。。。。。。でも頑張ってやろう。
今朝もトイレでその作業に入る。いつもならすーーーと出るのに、プレッシャーだろうか、なかなかでない。知り合いが大腸ガンになったという知らせを聞いていたので、ちょっと気になっている。バリウムと肺のレントゲンは毎年、パスしているのでこれだけは受けておこうと思っていた。
なんとか、、、出た。。。。。そしてここからが作業のスタートである。意を決して、その物に、採掘用の棒を近づける。その瞬間、ブーーン!!!といって、水が流れ出した!!!なんだ、なんだ、なにがおこったんだ!!俺は流していないぞ!!誰だ!!!誰が流したんだ。無情にも、その物体は便器の奥に吸い込まれていく。。。手を入れてとめようか?いや、そんなことできない。。。。。あーーーーーー、と考えているうちにそれは吸い込まれてあとかたもなくなっていった。。。。。。残ったのはむなしさと、採掘用の棒だけだった。
我が家のトイレのセンサーのいたずらであった。というか、立ち上がったらセンサーが働いて自動で流れるのを忘れていた。。もうでない。。。。。立ちつくす私、一人立ちつくす。
しかたなく、検査会場にいく。白衣の天使は私にささやく。
「大便は?」
「いや、あの流れていきました。。。」
「はあ??」
「いや、あの、説明すると長い話なんですが。」
「もってきてないんですよね?」
「御意に。」
「あんた、ナメとんの?」
「いや、センサーが。」
「もういいです。後で提出しますか?」
「いや、今年はよかとです。」
「はい、次の人!!」
「あの、採るの難しいですよね?」
「皆やってるでしょ!。そんな子供みたいなこといわないで!いいオヤジが。」
と白衣の天使に叱られた。これで大腸癌になったら、新型トイレのせいだ、チキショー。
山村幸広
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