私もほとんど外食なのであるが私の頻度を越えるのが長友さんである。しかも年は私と二回りも違うのに、食べる量も長友さんの方が多いほどである。しかも天麩羅なんぞの脂っこいものも大好き。体重も私よりはるかに上であろう。それにほぼ毎日、午前様。休肝日なんてありゃしない。毎日、飲む。
しかしながら、この68歳の御大、はっきり言ってお元気である。こんな生活を40年以上続けているにもかかわらず、お元気である。ではなぜか?私なりにその要因をあげてみた。
1.毎日、1時間以上の散歩。かなりの長距離を歩いている。私も何年か前にスポーツジムを辞めた。プールからランニングマシーンに替えた時、こんな部屋の中を歩くんだったら外を歩いたほうが、気持ちがいいに決まっている。得られたのは、「俺はスポーツジムに行っている。」という自己満足感だったような気がする。
2.案外、バランスよく食べておられる。野菜なんかもたくさん食べられる。
3.好きなものを食べている。いくら体にいいといっても嫌いなものを食べていると体には悪いに決まっている。
4.怒らない。仏顔の長友さんと言われるくらい長友さんは怒らない。大体いつも笑っている。笑っていると免疫があがる。
5.好奇心旺盛。何事にも興味をもっている。散歩中に長友さんが見つける色々な写真はただ歩いているのではなく、色々なものをウォッチしながら興味をもってみている証拠である。ブログだって、68歳ですよ。素晴らしい!!!
6.楽しく飲み、楽しく食べている。外食であるからいつも複数でしかも楽しく会話をしながら食べている。長友さんはお人柄、皆に好かれている。だから自然と楽しい食事になる。おいしいものも楽しく食べないとなんの意味もない。
7.もちろん現役。多分引退や隠居なんぞ一切考えていないのであろう、このお方は。現役でいる事によって気持ちがはっている。ようは日日を大切にしている。
ようは毎日、明るく楽しく、好きなものを食べて、好きな酒を飲み、仕事をして、好奇心をもってワクワクしながら、体を動かしていれば、健康でいられるのである。健康でなければ美味しいもんなんて食べても美味しくない。もちろんいい仕事もできるはずがない。そう考えれば、ある意味都市生活者の模範的な生活なのではないだろうか?
私も歳をとって長友さんのような素晴らしい人生を送れれば、最高だと思う。私のオヤジの酒を飲んだときの口癖は、「男はなあ、「仕事」と「友達」がなかったら、ほんまにつまらん人生になるぞ。一番大切なもんを忘れるな。」
山村幸広
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