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山村幸広の一日、一グラム

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公立高校 佐賀北高校優勝おめでとう。 8月23日
 九州は素晴らしい所だ。一県、一県に特徴があり独自の文化を大切にする。そして人が優しく、自然と共存している。焼き物が好きな人の佐賀県への思いは強い。なんと言っても鍋島藩の伊万里があり、唐津焼に有田焼。日本の焼き物の故郷なのである。そして焼酎文化の九州の中にあって、日本酒の文化があり、数ある日本酒はなかなかのものがある。

 しかしながら焼き物に興味がない人にとっては、九州の中では少し忘れられやすい(佐賀の皆さん、すいません。)県と言えば佐賀県ではなかろうか。ましてこの宮崎県ブームの中で佐賀県人にとっては久しぶりのクローズアップである。

 公立進学校。部員は全て地元の人間。赤点を2教科とれば部活動停止と言う中での優勝。まあなにもかも素晴らしい。グラウンドにも決して恵まれておらず、部費は年間約60万円。その中での優勝。なんとも日本人が好むストーリーではなかろうか?

 ご存知の通り、名門野球高校の力の入れ方は半端ではない。日本全国から有名ジュニアを集め、奨学生扱い。コーチも、監督もプロ級。そして素晴らしいグラウンドに、バックアップ体制。強いOB会に、多額の寄付金。それでもなかなか優勝まではいかないのである。その中でこの公立高校が優勝した姿を見れば今の野球に関わる問題を一蹴しそうな出来事なのである。

 そんなもんなのかもしれない。神戸製鋼所がラクビーでV8を達成した頃、ラクビー部員であっても必ず定時までしっかり働いてから練習すると聞いたことがある。やれば出来るんだよね。

 北海道の名門高の苫小牧だって冬は雪でグラウンド使えないんだからね。逆境がその人間を強くしたり優しくしたりして、その逆境の分、御返ししてくれるんだ。だから人生は面白い。

 推測ではあるが決勝までいくとかなりお金が掛かったはず。しかしこれは佐賀県全体、佐賀県民の心で解決してくれる事だろう。余計なお世話か。

 最後の満塁ホームランは佐賀県人の誇りとプライド、そして佐賀県の全ての思いが乗り移った一発だったのであろう。素晴らしい。朝のTVで野球部の部室の横にマジックで書かれた文章があった。(うる憶えなので完璧な文章ではないが。)

  神はピンチのみを与える事をしない。
  大きなピンチと同じだけの大きさのチャンスを与えてくれる。

山村幸広

【関連リンク】

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  • by yamamura2004 | 2007-08-23 20:09
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