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山村幸広の一日、一グラム

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「龍天門」 冷やし坦々麺 3月5日
 東京ウエスティンホテルの中華ダイニングである「龍天門」は、このホテルのメインダイニングと呼んでも良いだろう。こちらの中華は新しいタイプの中華料理、いわゆる香港、シンガポールで作られるヌベールチャイニーズの広東料理である。しかしこちらのスパイシーな四川風の料理も他の四川料理と引けをとらない味である。四川と言っても洗練された新しさを大いに感じさせる料理である。よって2つのタイプの中華が楽しめるのである。しかしこれらを注文される時には注意をして頂きたい。広東風のさっぱりとしているが、しかし味わい深いシャンタンスープベースの料理は、四川風の辛さの後では、舌が反応しない。でもよくばりな小生は両方食べたい。よって広東風の料理を先に頂いてから最後に何品か四川風の料理を頂く事にしている。順番を間違えると大変な事になるので注意をして頂きたい。よってこちらで料理を頂く時はコースではなくアラカルトで頂く事にしている。相談しながらメニューを選ぶのも楽しいひと時である。また、こちらのサービスも一流である。接客の方々はプロ意識が高く、はずさない対応能力がある方が多い。一流の店は従業員も育つのである。コースの最後の締めは「冷やし坦々麺」である。そして、ランチタイムにクライアント様と店にいき、廻りを見れば半分以上のお客様はこの「冷やし坦々麺」である。

 坦々麺のおいしい店は数多くある。しかし「冷やし坦々麺」はこの店しかない。(小生は知らない。)単純に坦々麺が冷たくなったものを想像してはいけない。ゴマとベーススープ以外は違うレシピの違う食べ物を想像して頂きたい。最初、このメニューは夏しかなかった。しかしあまりにも好評である為、年中通して提供される名物メニューとなった。

 よくテレビにも紹介される。テレビで紹介された後にいくと何日かは、売り切れてしまう。いってみるとほとんどのお客様(ほとんど女性)が冷やし坦々麺を食べている。そうゆう時は顔見知りのお店の方が、「山村さん、今日、冷やし坦々麺を食べるのであれば先に注文してください。」と言ってくる。確か1500円程度だったと記憶しているが、決して高くない一品ですので皆さんも試して頂きたい。味は酸味がさっぱりして、見た目から感じられるしつこさが全くない。辛さ加減もとてもよく、韓国風冷麺のゴマ風中華味といったところか? 麺は極細でスープが絡む感じが良い。でも表現がむずかしい。やっぱり1度、試してみてください。食べた後、さっぱりと、軽く食べられるこの料理は、昼にも締めにもぴったりである。(小生は結構、締めで頂く事が多い。)

 ホテルの中華ダイニングはレベルが高いところが多いが、点心、麺類を含めて、ヌベール香港チャイニーズを楽しめて四川系も美味しいとくればこちら、「龍天門」であろう。もうすでに評価が高く定評ある名店であるが、あえて紹介させて頂いた。でも「冷やし坦々麺」が「うまい」っと思った方は是非他の料理も試して頂きたい。レベルの高さを感じられると思う。このメニューがなくてもこの店は優良中華ダイニングなのだ。
今これを書いているこの瞬間、小生は口の中の、唾液の量をおさえる事ができない。
 明日のランチは決まった。

山村幸広

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