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山村幸広の一日、一グラム

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宮崎 「地鶏の炭焼き」 6月10日
宮崎 「地鶏の炭焼き」 6月10日_a0000002_16310.jpg 宮崎にいってきた。宮崎のイメージといえばパームツリーであるが、いくら宮崎が温暖な地とはいえ、あれが生えるはずがない。観光のイメージを出す為に植えられたそうである。かなり昔の事とはいえ、ブランドマーケティング的にはかなり成功と言える。宮崎=パームツリー=温暖な地=野球キャンプというイメージがしっかりできている。観光地のマーケティング的には大成功である。

 やはり古くから観光が主力な産業として栄えてきた為か元々のものかわからぬが、人々がやさしく、人なつっこく、とてもフレンドリーである。それを象徴する逸話がある。縁のある会社のコールセンターを宮崎に作ろうと小生の知り合いが何度も宮崎を訪れていた。ある朝、ホテルの周りを散歩していたところ、小学校の通学風景にでくわす。すると全ての子供たちが、その見知らぬ小生の知り合いに、「おはようございます。」と大きな声で挨拶をしたそうだ。それを見て彼は「この県民性の人たちならきっと素晴らしいユーザー対応ができる」と判断して、数ある候補地から宮崎を選んだそうだ。やはり親切に対応する姿はユーザーにも評価が高く素晴らしいコールセンターになっているそうである。又そのセンター長が東京から宮崎に転勤する際の引越しに、なんと市の職員の方が休みにもかかわらず手伝いに来てくれたそうである。そんなこんなで料理屋へ行ってもタクシーに乗っても皆さん、「おっとり」としていてとても居心地がよい。

 ホテルはシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート。大きな窓が海に向いていて、眼下にはゴルファー憧れのフェニックスカントリークラブを見下ろす絶好のロケーション。コストパフォーマンスの高いホテルと言える。現在、スパを建設中で、「温泉」ができるそうである。そしてフェニックスゴルフクラブは、世界中、4大陸でゴルフをしてきたがその中でも思い出に深く刻まれるほどの名門、チャンピオンコースである。もちろん国内であれば、小生のベスト5に入るゴルフ場である。九州では秀一であろう。ホールアウトするまで一瞬の気も抜けない集中力を要求する考え抜かれたゴルフ場である。一言で言えば難しい、楽しいゴルフ場。次のホールが楽しみになる。もちろんグリーンのコンディションは最高。それよりもフェアウエイの状態が良いのでショートアイアンが難しい。広いグリーンながら落とす位置はピンポイントでないとPARが取れない。よってどうしても高い打球が欲しいが、アプローチをサンドウエッジで下からすくって上げようとするとザックリ。故にアプローチウエッジでパーフェクトに打たなければならない。しかし完璧に打つとスピンもかかってピタット止まる。良いショットには褒美をもらえる。バンカーは高く、そして砂が深く、とても難しい。エクスプロージョンでは上がらない。薄くそして高く打たなければならない。本当に高度な技術を求められる。ピンポジション、バンカー、そして松の木が絶妙に配置されている。完璧なティーショットを打っても全く安心できない。ゴルフ好きでない方には退屈な話故、このあたりにしておく。そして各ホール、名物の松の木でセパレートされているがこれがまた美しい。松の木の美しさをキープする為の害虫対策に年間数億円が使われているそうである。故にそのホールの美しさは息を呑む。各ホールとても絵になる。クラブハウスも重厚でインテリアも良い。料理も地元の味で旨い。本当にまた行きたいと思わせるゴルフ場に久しぶりに出会えた気がする。是非本年中に再度チャレンジしたいと思っている。

 宮崎料理で有名はなんと言っても、「地鶏の炭焼き」。初めて見たときは、「こんなこげた鶏が食えるか!」と皆さん思うであろう。しかしこれが旨い。小生の部下の宮崎出身者は、「あれは黒くなければ宮崎料理ではない。」とのたまっている。そして冷汁という、いわゆるご飯に、いりこ系のダシがきいた味噌汁のような汁をぶっかけて頂く、シメのご飯である。やはり温暖な気候ゆえの料理であろう。(ちなみに、おかゆを冷やして紀州の梅干と頂くのが和歌山の朝ごはんであるが、これもやはり気候からくる料理であろう。)料理は基本的に鶏と肉で宮崎牛である。あれほど海に面した土地なのに魚料理はあまり有名でない。これはやはり温かい海流の流れの影響だそうだ。「きびなご」等は有名であるが。そして宮崎と言えばやっぱり焼酎。地元の人は基本的には芋焼酎。しかし小生が好きなのは宮崎の麦焼酎である。小生が最高の麦焼酎と考える宮崎の「銀の水」はどこにも置いていなかった。又、「中々」も飲めなかった。次回は是非この「銀の水」を飲りながら「地鶏の炭焼き」を頂きたい。宮崎を代表する焼酎は、「霧島」である。そしてなぜか宮崎の焼酎はアルコール度数20度である。うまい芋焼酎を見つけた。「甕雫」(かめしずく)という、背の低い陶器に入っている焼酎である。すこし甘味があるがすっきりとしていて味わいの深い名品である。これをロックで飲る。小生は少しだけ水を入れて飲る。そして宮崎弁のやさしい会話のやり取りと聞きながら夜更けまで飲る。書いていてまた行きたくなった。フェニックスでゴルフがしたい。旨い焼酎もある。年内の再訪を心に誓う。

追伸:小生の部下の宮崎県人が「ふるさとの味」と、足しげくかよう宮崎料理店が神泉にある。昔、有名な料理店の「小田島」の後にできたと言えば、場所はわかるであろう。「たもいやんせ」という店であるが宮崎弁で「たくさん食べて」という意味だそうだ。予約無しではなかなか入れない人気店である。宮崎の料理と焼酎を試したい方はこちらをお薦めする。 なんと偶然にも小笹寿司の隣の店である。

山村幸広

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  • by yamamura2004 | 2004-06-10 16:04
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