U23日本代表 平山相太 2月9日
今日の朝のニュースでその活躍を知りました。彼のインタビューでのコメントがとても印象深かったのでご紹介します。試合を振り返ってという質問に、彼は悔しそうな表情と共に、「最後のシュートをはずして悔しい。」と答えた。最後のシュートはそんな決定的とはいえない場面だし、相手ゴールキーパーのファインセーブもあり、得点にはならなかった。しかし成長する人とは必ず、色々な場面において常に満足しない。彼が普通の選手なら、「初出場ながら得点を入れられてよかった。」ぐらいのコメントだろう。確かにスポーツ紙も「衝撃デビュー弾」と絶賛している。しかし常に満足せず、これでもか、これでもかと反省するポイントを見つけ、更に上を目指す。人間が成長するにおいて一番大切な事ではないでしょうか?これは仕事にも共通しています。
会社で成長する人は常に自己満足しない。常に反省し改良していく人です。仕事上でそんなに個人の能力に差がある場面はありません。しかし成長していく人、評価を得る人というのは彼のようなタイプだと思います。又、そのひたむきさが周りの人も味方につけます。もし彼が、最初の得点を自慢したら、周りは「フリーで、入って当たり前の得点。」といったかも知れません。又あのような決定的なパスは回ってこなくなるかも知れません。会社でも1人で仕事はできません。回りの人間や組織を巻き込まなければ評価を得る結果はできないようになっています。同じ行動でも評価は180度かわる事も有り得るのです。
しかしこの常に挑戦し成長していく人だからこそその決定的なチャンスも初戦から得れる幸運を勝ち取るのです。私は、幸運とは努力ある人に訪れると信じています。
例えば会社でも、下記のように同じ仕事でもコメントが人により変わります。
Aさん:コメント
「今回は紆余曲折ありましたが、なんとか乗り切れて成功できました。」
Bさん:コメント
「今回は成功しましたが、改良していくポイントや問題点が多数あり、今後の課題に取り組んでいく必要があります。」
このAさんとBさんのコメントの差を感じられるでしょうか? 2人のコメントをどう受け止めますか? 多分殆どの人が、Bさんを高く評価すると思います。評価は自分がするものではなく、他人がするものです。相手にとってどのように受け取られるかが重要なのです。それはコメント自体のテクニックではなく、そのコメントの裏側にある姿勢が重要なのです。しかしサラリーマン世界(特に外資系)では、成功を常に独り占めにして大きくアピールする人の方が評価されてしまうケースが多々あり、悲しい限りです。しかし、そんな見分けができない上司がたくさんいる会社は成長力の弱い会社です。
彼は他の質問で、「今後の課題は?」と聞かれ、「あのシュートをきっちりと決められるようになる事です。」と答えた。自分のストライカーとしての役割を十分に認識し、また、プロのハンターのようにその仕事にこだわる。正にプロです。日本代表に選ばれるのも時間の問題と思います。中田選手や中村選手の様にキラーパスで世界的な評価を得る日本人選手はいますが、真のストライカーとして世界的な評価を得た日本人選手はまだいません。本当にそれを目指して欲しいと思います。
私は既に彼のファンになってしまいました。
PS 「鮨 その2」は次回にさせてください。
山村幸広
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会社で成長する人は常に自己満足しない。常に反省し改良していく人です。仕事上でそんなに個人の能力に差がある場面はありません。しかし成長していく人、評価を得る人というのは彼のようなタイプだと思います。又、そのひたむきさが周りの人も味方につけます。もし彼が、最初の得点を自慢したら、周りは「フリーで、入って当たり前の得点。」といったかも知れません。又あのような決定的なパスは回ってこなくなるかも知れません。会社でも1人で仕事はできません。回りの人間や組織を巻き込まなければ評価を得る結果はできないようになっています。同じ行動でも評価は180度かわる事も有り得るのです。
しかしこの常に挑戦し成長していく人だからこそその決定的なチャンスも初戦から得れる幸運を勝ち取るのです。私は、幸運とは努力ある人に訪れると信じています。
例えば会社でも、下記のように同じ仕事でもコメントが人により変わります。
Aさん:コメント
「今回は紆余曲折ありましたが、なんとか乗り切れて成功できました。」
Bさん:コメント
「今回は成功しましたが、改良していくポイントや問題点が多数あり、今後の課題に取り組んでいく必要があります。」
このAさんとBさんのコメントの差を感じられるでしょうか? 2人のコメントをどう受け止めますか? 多分殆どの人が、Bさんを高く評価すると思います。評価は自分がするものではなく、他人がするものです。相手にとってどのように受け取られるかが重要なのです。それはコメント自体のテクニックではなく、そのコメントの裏側にある姿勢が重要なのです。しかしサラリーマン世界(特に外資系)では、成功を常に独り占めにして大きくアピールする人の方が評価されてしまうケースが多々あり、悲しい限りです。しかし、そんな見分けができない上司がたくさんいる会社は成長力の弱い会社です。
彼は他の質問で、「今後の課題は?」と聞かれ、「あのシュートをきっちりと決められるようになる事です。」と答えた。自分のストライカーとしての役割を十分に認識し、また、プロのハンターのようにその仕事にこだわる。正にプロです。日本代表に選ばれるのも時間の問題と思います。中田選手や中村選手の様にキラーパスで世界的な評価を得る日本人選手はいますが、真のストライカーとして世界的な評価を得た日本人選手はまだいません。本当にそれを目指して欲しいと思います。
私は既に彼のファンになってしまいました。
PS 「鮨 その2」は次回にさせてください。
山村幸広
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by yamamura2004
| 2004-02-09 19:49